もともと旅客の仕事(お客様を乗せて移動させるサービス)に興味があり、電車の運転士を目指せる学校にも行っていました。卒業後は畑違いの電気工事士の仕事に就いたのですが、その後大型トラックドライバーに転職。前職の6年間では様々なモノを運んできました。
そんな時に結婚し引っ越すことが決まり「やっぱり旅客の仕事がしたい」と観光バス運転士になることを一念発起。中山観光自動車に決めたのは会社の目の前の道をよく仕事で通っていて「バスのカラーリングがカッコイイな」と憧れていたからです。ここで働くこと前提に住まいも通いやすい場所を選んだんですよ(笑)
私の場合大型免許を所持していたので一発試験で大型二種免許を取得しました。その際の費用もすべて会社に負担いただき、免許取得後に本採用になりました。
ずっと夢だった旅客の仕事に就き、とにかく毎日が楽しいです
貸切バスデビュー初日の行先は「横浜・八景島シーパラダイス」。中学校の校外学習で14台のバスが隊列をなす中、1号車は主任、新人の私は2号車のバスを運転しました。事前に先輩と地図を見ながらどういう道を通るのか、1日の工程について教わっていたので大きな不安はなかったのですが、家に帰って肩がパンパンに凝っていることに気づきました。デビューから5ヶ月が経ち今はだいぶ運転にも慣れ肩に力が入ることは減りましたし、何より好きな仕事なので疲れ以上に“楽しい”の方が勝ちますね!
先日は日本相撲協会の巡業で国の宝でもある力士を乗せる経験をさせていただきました。夏だったのでエアコンの調整や、バス自体も重くなるのでブレーキの効き具合などいつもとは違った緊張感がありましたが、そういう色んな経験ができることが貸切バスの魅力です。
前職でトラックに乗っていた時はひたすら一人で運転して、誰ともしゃべらない時間も長かったんです。でも今はお客様からよく嬉しい言葉をかけていただけます。日光のいろは坂を降りてきた時に小学生から「運転カッコよかったです」とか「安全運転ありがとうございます」と言われた時や、乗っている子どもたちが誰一人車酔いしなかった時は心の中でガッツポーズしています(笑)
私には好きな場面があって、それは1日の工程が終わり、お客様が笑顔で帰っていく瞬間なんです。その姿を見るのがすごく気持ちがいいし、思い出の1ページを彩れることに喜びを感じています。
Q.プライベートとの両立は?
A.「月7~8日ほど公休日があり、希望日があれば考慮してもらえます。
休みの日は妻と出かけてリフレッシュしています」
Q.職場の雰囲気は?
「すごく接しやすく気さくな先輩が多いです。社員旅行が年2回あるのですがその時はみなさん仕事を忘れて思い切り楽しんでいますよ」
Q.これからの目標は?
「ツアーの仕事をやってみたいですね。基本ベテランドライバーが担当するので憧れがあります」
Q.求職者の方へ
「興味があるけど免許を取るのが大変、お金がかかるというイメージがあるかもしれませんが会社がサポートしてくれるので安心して応募してください」
2024年入社
正社員