工業高校の電気科時代に電気工事士を取得。前職を辞めた後、同じ働くなら資格を活かせる仕事に就きたくて当社へ。現場スタッフだろうと思っていたら、資格持ちで図面が読めるということで、現場管理を打診されました。経験を積んでから現場管理に進む道筋を思い描いていただけに、最初は迷いもありましたが、これも縁だろうと承諾。現場を経ずに現場管理としてデビューすることになりました。ただ、図面が読めるからといって完璧に現場管理の仕事をこなせるわけでは当然ありません。一定期間の経験を要し、実際私自身が自信を掴めたのは、入社6年目で1億円を超える現場を担当したときです。試行錯誤しながらも大きな現場を何とかやり終えて、ようやく自信と、この仕事を続けていくという覚悟が芽生えました。
難しくはないが奥深い電気工事の世界。
水本 文博
現場管理
現場管理としての自信と、一生の仕事にする覚悟が芽生えた入社6年目。
私の「これまで」を惜しみなく伝え、会社の「これから」を担う人材を育成。
施主様や設計事務所との折衝や、職人さんへ渡すための図面の作成などがメインです。心がけていることは、施主様の意向に最大限寄り添いつつも、言いなりになり過ぎず、現場がやりやすい方向へと導いていくことです。相手に壁をつくられないように物の言い方にも気を配っています。工事が終わり、建物に電気が入り、照明が点いて、機械が動く。その瞬間は何度経験しても大きなやりがいに包まれます。「ありがとうございます」と施主様に感謝されたときもうれしいですね。目標は何といっても後進育成。私がいつまでも最前線にいられるわけではありませんので、次世代の現場管理を育てていくことが私の果たすべき務めであり、会社の成長にも必要不可欠です。とはいえ、一朝一夕で育てられるものではありません。趣味の釣り同様に粘り強く取り組んでいきます。