STORY
01
すべての経験を成長の糧として、ショートステイと利用者をつなぐ存在に。
PROFILE
藤本 純華 /介護職員 /2017年入職
自身が中学生のとき、祖父のターミナルケアを目の当たりにしたことを機に、介護の道を志す。福祉系の高校を卒業後、新卒でフジの会へ。ショートステイで経験を積み、3年目からは予約受付業務なども担当する。後輩の指導や相談業務に果敢に挑戦するなど、高い向上心を持って業務に励む。
祖父の最期に感じた思いを胸に、成長を重ねています。
私が中学生だったころ、祖父がターミナルに入る際に、介護福祉士だった姉や家族、施設の介護職員さんたちが懸命にケアを行っていた姿を、いまでも覚えています。そのときに感じた、何もできない自分に対する「悔しい」という気持ちが、この道へ進もうと思ったきっかけです。亡くなる方に最期まで寄り添い、つらさや楽しみをともにできる仕事に就きたいと思い、介護職を目指し始めました。その後、福祉系の高校を卒業し、フジの会へ入職しましたが、当時は18歳。自ら考えて動かなければならない環境に、初めは戸惑うこともありました。また、100名近いゲストが入所するモーツァルト兵庫駅前では、その一人ひとりによって介助の仕方が異なります。適宜先輩に質問してメモを取るなど、仕事を覚えるように努めました。すべての業務でひとり立ちするには、半年以上かかりましたね。初めのうちから、ある程度の裁量を与えてもらったことで、しっかりと責任を感じながら業務に取り組むことができたと思います。また、職員の皆さんがいつもあたたかく接してくれたので、ミスをしてしまい落ち込んだ時間でさえも、現在の自分を形づくるうえでの糧になってくれたと感じています。
相談業務を通じて、よりよいショートステイを実現したい。
現在は相談業務にも従事しており、ご家族やケアマネジャーといった、施設の外部の方とお話しする機会が増えました。その際に、「あなただったら任せられる」と言ってもらえることもあり、そのたびにこの仕事をやってきて良かったと、喜びを噛みしめています。私の担当するショートステイでは、直接的にゲストの方と触れあえるのは非常に短い期間。そのため、現場から得られる情報だけでは、その方を本当に理解できたと言えません。相談業務を通じて、利用者様ご自身やご家族からお話を伺うことで、ご自宅での様子などが分かり、より良いケアの組み立てが実現できます。もちろん現場での触れあいも大切なので、相談業務に携わりながらも、利用者とショートステイをつなげる役割を担っていきたいですね。モーツァルトでは、上司との面談の機会が設けられており、普段から親身に話を聞いてもらうことができます。アットホームな雰囲気でありながら、利用者をゲストとして敬い、礼儀正しく接する、ホスピタリティ溢れる施設です。私がそうだったように、きっと介護施設のイメージがガラッと変わると思うので、ぜひ一度足を運んでみてください。
SCHEDULE