トークセッション

トークセッション(座談会)

圷 真毅 
施設長

本澤知恵美
介護職員
勤続年数13年

鈴木啓太
介護職員
勤続年数7年

介護職を選んだ理由

圷 
「お二人がどのようにして介護の道を選んだのか、教えてもらえますか?」

鈴木
「私が高校生の頃、進路担当の先生から『なにかボランティアでもやってみたら?』と言われ、訪れたところがデイサービスの施設でした。元々、誰かの役に立つ仕事がしたいと思っていましたが、初めて介護の仕事を体験して、やりがいを感じたんです。同時に介護業務の奥深さも知り『この道に進もう!』という思いが芽生えました。また、そのときに『スポーツをしていて体格が良いから、絶対に向いているよ!』と言われたことも決め手になっていると思います」

本澤
「私は、小学校の頃まで保育士になりたいと思っていて。その後、6歳上の姉から『ホームヘルパーになろうと思うんだけど、一緒に目指してみない?』と言われたことが介護職を志したきっかけだったと思います。それから中学生になり、授業でバリアフリーなどを勉強するうちに、もっと介護のことを知りたいと興味を持つように。気がつけば他の職種には目もくれず、介護士になるための勉強をしていました」

働いていてやりがいを感じるときは?

圷 
「お二人とも介護の経験が豊富だと思いますが、経験を積んできた中で感じる仕事のやりがいはどんなところにありますか?」

鈴木
「私がやりがいを感じるのは、利用者様から『ありがとう』の言葉をいただいた瞬間ですね。利用者様のご家族から声をかけていただくこともあるのですが、そのときも嬉しい気持ちになります。そのほか、研修で学んだ介護スキルを現場で実践できたときも充実感があります」

本澤
「私は、利用者様に自分の名前を覚えてもらったときにやりがいを感じます。以前、利用者様に私の名前を教えた数日後、突然ニックネームで呼んでくれるようになったんです(笑)。介護士として利用者様と信頼関係を築くことができた気がして、とても嬉しい気持ちになりました」

どのような介護職員を目指したいか


「仕事をする上で、介護職員としての理想像があるかと思いますが、お二人はどういったものがありますか?」

本澤
「私の場合、利用者様や職員から『困ったときは本澤さんに聞けば大丈夫』と思ってもらえるようになりたいです。そのために、介護や施設運営に関する知識をしっかり身につけていきたいと思っています。」

鈴木
「一緒に働いている職員を和ませられる存在になりたいです。そして、利用者様には『こんなに笑わせてくれる職員がいるんだな』と思ってもらえるようになりたいと思っています。自分にとって樅山会は、新しいアイデアや意見を柔軟に受け入れてくれる環境なので、働いていてもすごくエネルギーが湧いてきます。その力を利用者様や一緒に働いている仲間に還元できる人間になりたいですね」

これから介護職を目指す人たちへのエール


「では最後に、介護業界を目指している、もしくはこれから目指そうとする人たちにメッセージをお願いします」

本澤
「樅山会は利用者様や職員同士のやりとりを通して、人として成長できる職場だと思います。人と関わることの大切さに触れることができる仕事なので、人とのつながりを大切にしている方にとっても、充実感を持って働くことができますよ」

鈴木
「樅山会は利用者様や先輩職員から、とにかくたくさんのことを学ぶことができる場所です。一方で、新しい視点や考えを柔軟に取り入れる風土もあり、介護職員としての引き出しを増やし、大きく成長できる法人だと思います」