ごみ焼却場から入ってくる灰は湿っていて、金属くずなどが混在している状態です。
灰から金属くずを取り分けて、水分がほとんど無くなるまで灰を乾燥させます。金属くずは資源としてリサイクル。
乾いた灰に水と糊(のり)を混ぜて、団子状に固めていきます。
固めることで、高温の熱をかけたときにとかしやすい状態になります。
メルテックって何をしているの?
家庭から出るごみを燃やした灰をリサイクルし、「石(メルエース)」と 「金属(メタル)」を回収することで、”資源循環型社会形成“に貢献しています!
灰が「石と金属」になるまで
団子状にされた灰
乾燥・選別・成形
灰が「石と金属」になるまで
溶融炉からとけ出た灰
溶融・破砕・排ガス処理
団子状になった灰を燃料と一緒に溶融炉に入れて高温でとかします。(1600℃以上)
とけた灰には、金属と石の成分が混ざっています。ゆっくりと冷やし固めて重さの違いにより分離させ、金属と石を作っています。
できあがった石はお客様の希望するサイズに砕いて販売しています。金属はグループ会社の製錬所に送り、純粋な金属に再生し製品化します。
灰をとかす時に発生したガスは、安全に処理し、排出しています。
現場のおしごと
①機械設備の運転操作 等
「乾燥・選別・成形」「溶融・破砕・排ガス処理」の工程は、実際このように行われています!
・計器室でモニターを見て設備を監視し、異常が発生していないか確認
・実際に設備を見て回り、異常な音や振動がないか点検
異常を発見した際には、設備担当者に連絡して対応してもらいます。自分たちで出来る場合は、簡単な修理や部品交換などを行います。
現場のおしごと
②重機での運搬 等
フォークリフトやローダーなどの重機で、重量物の運搬や原料の調合などをしています!
灰が入った袋をフォークリフトでトラックから降ろしたり、ダンプ車で入ってきた灰をローダーで運搬したりしています。
1年目のおしごと
「私たちが優しく教えます♪」