千葉の実家では祖父の代から養鶏業を営んでおり、幼少期から卵を拾う作業や鶏糞処理などの手伝いをしていました。そのため、就職先としては最初から「養鶏に携われる仕事」をイメージしていました。実際に就職したのは営業職でしたが、業界自体に馴染みがあったため違和感はありませんでした。
当時は新人教育の体制が今ほど整っていなかったこともあり、苦労もありました。先輩の背中を見ながら商談や見積書作成など、少しずつ自分の中にノウハウを蓄積させていきました。
「焦らずじっくりコミュニケーション」が鶏卵営業のコツです
当社の営業職の仕事は、営業先であるスーパー、百貨店、問屋などのバイヤーさんや担当者さんに対し、卵の特売の提案や新商品の提案を行います。卵の話ももちろんしますが、他にもいろいろな話をしながらコミュニケーションをとり、良好な関係を築くことが大切です。それが思わぬタイミングで契約につながっていきます。
入社後は、まず先輩社員に同行しながら実際の仕事を見ていただきます。バイヤーさんとの会話の中から学ぶことは非常に多いと思いますよ。その後は約3ヶ月をめどに、徐々に取引先を担当していきます。
扱うのは誰もが知っている商材なので、専門的な難しさはありません。安心してご応募ください。
家族のように温かい会社でありたいと思っています
社歴:18年
親会社である豊橋飼料に入社したのは、今から50年ほど前。特に畜産分野に興味があったわけではなく、通いやすいところに会社があったのが入社を決めた理由でした。
最初は飼料の原料となるとうもろこしの仕入れと通関業務を行い、その後、千葉の鶏卵会社に配属され営業職を経験。丸ト鶏卵販売の取締役工場長として異動となったのは、今から10年前です。
現在は主に原料卵の仕入れに携わっています。卵は工業製品ではありませんから、1日に生産できる量が決まっています。そのため、日々予定した数量との差異が発生するので、足りないときは売ってもらい、余ったときは買ってもらうなど、同じ業界内で助け合いながら、調整に奮闘する毎日です。
工場長として、普段から「皆がどういうことに困っているのか」に耳を傾け、スタッフが相談しやすい職場づくりを心がけています。
当社には提案販売を行う営業職のほか、1時間に4万卵処理できる洗卵機を操って製造計画を管理・実行する製造職があります。また、ラインへの原料卵供給、洗卵後のパック詰め作業に関してはパートスタッフの皆さんが活躍しています。皆が「新鮮・安全・おいしい卵を食卓に届ける」という共通の目標に向かって協力し合う、大事な仲間です。
私たちは従業員の家族を大事にし、従業員同士もまた、家族のように温かい会社でありたいと思っています。入社後に何か懸念事項や困っていることがあれば、遠慮なく相談してください。一緒に、卵のように角のないまろやかな会社をつくっていきましょう!
社歴:18年