スタッフインタビュー

少しでも働く親たちの負担を減らしたい。その思いを保育事業に込めました

大郷嘉子(創業者)

もともと他の地域で企業を起こしていたのですが、東京で育児や保育に関わる仕事をしたいと思い、株式会社ナチュラル(現:ニューマン)を起業しました。
私自身子どもを3人育てていたのですが、公立の保育園に入れるには難しい時代だったため、民間の保育園に入園させました。それぞれバラバラの保育園であったこと、今のような延長保育がなかったこともあり、仕事を続けながら子どもの送り迎えをするのにとても苦労しました。家族の支えはありましたが、経営者という立場であるのに、社員に迷惑をかけているという気持ちは消えませんでした。そんなことがあったおかげで、子育てに苦労している方々の思いはすごくわかります。だからこそ保育事業に進出し、働く親たちのお手伝いをしたかった。これがきっかけですね。

保育園の開業をすぐ行うのは難しかったため、まずはベビーシッター業から始めました。子どもが風邪をひいたり学校感染病などにかかると、看病をするために親は仕事を休むことになります。そんな母親たちを助けるためにベビーシッターの派遣を筆頭に、病児保育、産前・産後の手伝い、子どもの習い事の送迎、家事手伝い、子育て支援サービスなど、さまざまなことを行うようにしました。
結果、2017年で弊社は22年目となり、保育園事業にも参入することが可能となりました。

マミー吉祥寺北保育園、マミーぽぷら保育園が開園し、ほかにも新しい保育園があります。株式会社ニューマンが経営する保育園は、英会話やTOEICといった教育を中心とした保育はしていません。子どもが元気でかつ健康に遊べる、それを一番のモットーにしています。教育を熱心に行う保育を求める保護者もいますが、園としてはマナーや行儀、挨拶など基本的なところを教えるのみとなります。
スタッフに関しては、働きやすいように福利厚生を充実させています。また、スタッフに子どもがいる場合は弊社の経営する園に入所させることも可能ですし、他にも何か助けられることがあれば会社が相談に乗ります。

女性の多い職場ですが、人間関係にわずらうことはありません。皆、子どもが健やかに成長できるよう互いにフォローし合い業務に励んでいます。
保育事業は子どもが好きな人、それにつきます。そして、弊社の保育理念に賛同してくださる方であれば嬉しいですね。