小規模な園で丁寧に、
一人ひとりに合った保育。

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木下 睦深

木下 睦深

保育士 / 入職2019年
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Question

01

『墨染まちと子ども保育園』はどんな園ですか?

『墨染まちと子ども保育園』は、0歳から5歳まで定員30名の小規模な保育園。0歳・1歳と2歳以上でクラスは分かれていますが、昼食やお昼寝は年齢に関係なく一緒に過ごします。このような縦割り保育ははじめてでしたが、年上の園児が小さな子の面倒をみたり、小さな子が年上の子を真似したりと、子どもたちに良い刺激がたくさんあると実感しました。同じ建物内には高齢者施設もあり、普段おじいちゃん・おばあちゃんと暮らしていない園児でも、お年寄りとふれあう機会も持てます。
また、当園では『えのぐ』『なぐり描き』『指先あそび』などのカリキュラムを日替わりで行っています。『えのぐ』では、濃い絵の具を紙に垂らして手で広げたり、筆で絵を描いたり、薄い絵の具でシャボン玉に色をつけたり…。絵の具の使い分けや『指先あそび』の方法などは入職時の研修で教わりました。

Question

02

保育のやりがい・おもしろさは?

子どもはそれぞれ個性があるので、同じ関わり方をしても同じ結果にならないところがおもしろいです。たとえば給食でニガテな食べ物が出たとき。周りの友だちに応援されて食べる子もいれば、注目されると逆効果になる子もいます。日々のふれあいの中で性格を見極め、注目されたくないタイプの子には、2人きりでそっと「食べられたね」と褒めるなど工夫が必要です。しかも子どもたちは日によってモチベーションが変わるので、昨日と同じ方法では上手くいかない日もあります。それなら今日は、どんな関わり方をするか。正解がない中でベストな方法を探るのが楽しいんです。悩んだときは同僚と相談し、成功例を共有したり、あえて園児と少し距離を取ってみたり、それぞれの園児に合った保育方法をみんなで試行錯誤しながら考えています。

Question

03

職場の雰囲気を教えてください。

人間関係が良く、自分の意見を話しやすい職場です。正職員は20代が多く、みんな年齢が近いので和気あいあいと楽しく働いています。パートさんはママ世代が多いですが、パートさんたちとも話しやすいですね。
1日に出勤する保育士は多くて8~9名、土日は園児が少ないので4名程度です。企業主導型保育園として介護施設で頑張るママ・パパを応援するため、土日祝もずっと開いています。ただ、希望すれば土日祝でも休めますし、年間10日のリフレッシュ休暇もあるため、仕事ばかりの毎日ではありません。ちなみに昨年のリフレッシュ休暇は10月に取得し、地元のお祭りに参加しました。2020年度は10月と2月の2回に分けて取得する予定です。

Question

04

印象に残っている出来事を教えてください。

保護者の方からいただく感謝の言葉は、どれも印象に残っています。「〇○ができるようになりましたよ」とお伝えしたときに「本当ですか!先生たちのおかげです!」とよろこんでいただけると、とても励みになります。これは前の職場での出来事ですが、卒園のときにお手紙をいただいたこともありました。「子どもも先生が大好きです」という言葉は、今でも落ち込んだときに読み返します。見るたびにうれしくて泣けてきますね。
これからの目標は、子どもと一緒に本気で遊んで、一緒に笑い、子どもからも保護者の方からも信頼される保育士になること。絵や遊び、日々の生活を通して、自分のことを自分でできるように、社会性のある大人になれるように、子どもたちを育みます。

社会福祉法人 京都老人福祉協会

木下 睦深

保育士 / 入職2019年

短大を卒業後、地元の保育園でアルバイトをしていたが、一人暮らしをするため京都市内に転居。別の園で勤めて1年経ったころ、友人から新しい保育園ができると聞く。「新しい保育園で働いてみたい」「小規模の保育を知りたい」という思いから転職を決意。現在は2歳以上クラスを担任する。

木下 睦深

職員のONEDAY

  • 出勤
    登園した子どもたちと
    一緒に遊ぶ

  • 体操・水分補給

  • その日のカリキュラム
    (絵、指先あそび、
    水遊びなど)

  • 昼食(保育士も一緒に食べる)

  • 午睡

  • 起床・おやつ

  • お迎えまでゆっくり過ごす

  • 退勤

取材日:2020年8月