スタッフインタビュー詳細

現在、大手引越企業の依頼によるハウスクリーニングを中心に担当しています。バス・トイレの水回りなど、お部屋の入居前・退去後のお掃除のほか、在宅のお客様のもとにも伺います。「家をきれいにする」という点で言えば、だれにでもできるシンプルな仕事かもしれませんが、実は奥が深いんです。一般の方ではなかなか届かない場所や、分解が難しい製品、年数を重ねて落ちにくくなった頑固な汚れも、確かな技術と業務用ならではのツールでピカピカにするのが私たちの仕事です。
前職は医療事務をしていて、全くの未経験からスタートでした。「この仕事はやる気があっても向き・不向きがあるから、まずは見て、やってみて」と社長から提案いただきアルバイトとして採用され、入社1年ほどで正社員になりました。
業務は基本的に2人1組で行っています。作業をしていて感じるのは、同じ現場は2つとしてないこと。担当する案件によって部屋の広さも、汚れ方も、レンジフードなどの製品メーカーも型式も様々です。その都度わからないことは熟練の先輩スタッフが丁寧に教えてくれるので不安なく作業を進められます。教え方もカッチリとした指導というよりは、実際の作業中にさりげなくより効果的な方法を教えてくださるので、胸にストンと落ちるというか、とても理解しやすいです。おかげで技術も着実に身に着いている実感があります。何でも教えてくれる気さくで優しい先輩たちに囲まれていることもあり、ストレスなく仕事を楽しめています。

もし自分がこの部屋に住むとしたら…という気持ちで毎回作業にあたっています。入居者目線になると、不思議なことに小さなホコリや汚れも気になってくるんです。作業で使用する道具も同じです。たとえば汚れている場所を拭いたタオルで取っ手など手に触れる場所を拭くことも、「見られてないからいいだろう」ではなく「掃除されるのが自分の部屋だったらどう感じるか」という視点で進めています。お客様にも自分に対しても、すっきりした気持ちで作業したいです。
お客様がご在宅のクリーニングでは、お客様が「どうやってきれいにするの？」と興味を持って作業を見に来てくださる場面もあります。きれいにすると、「すごい！絶対に落ちなかったところなのに！」と喜んでいただけると嬉しいです。寡黙に作業を進めるだけでなく、お客様とのコミュニケーションもこの仕事の楽しさの一つです。
現在はハウスクリーニングを中心に担当していますが、床コーティングや家具の分解・組立などできることを増やして、よりお客様に喜んでいただけるようなサービスを提供したいです。