製品ができるまで

製品ができるまでの工程と作業

当社の場合、製造工程のほとんどを機械が担っていますが、操作・調整をするのは人です。
ここでは製品ができるまでの各工程と作業の一部を紹介します。

・洗米
洗米は機械で行いますがスタート・終了などのボタン操作が必要です。その後タンクへ送られた米の水分含有量をチェックします。

・蒸米
全長5mほどの蒸米機で米を蒸します。高温の蒸米を機械にて適温まで冷却。
機械はエラー時など必要に応じて制御盤で操作・調整します。

・麹(こうじ)づくり
麹づくりも制御盤で管理。
製麹機は全自動ですが、プログラム変更や温度・湿度管理などで人による操作が必要です。

・醪(もろみ)づくり
高さ11mほどの位置にある醪タンク部屋。そのタンク内で蒸米と、水、麹を機械で混ぜ合わせ発酵します。サンプル採取や発酵状態の管理は人の手で行います。

・上槽~濾過(ろか)・火入れ
醪から原酒を搾り出し、濾過、殺菌のため火入れをします。
お酒好きに嬉しい原酒の利き酒をするのはこのときです。

・貯蔵
約1万坪の敷地に設置された170本以上のタンクへ酒を注入し熟成させます。

【瓶詰め・紙パック詰め】
瓶や紙パックへ酒を充填します。殺菌目的の冷却作業もオートメーションです。検品は外装検査機と人の目で行い、パック容器の補給などは手作業です。