スタッフインタビュー

相手への思いやりが、すべての基本。楽しみながら一緒に成長していきたい。

仁井内 睦味
鴻幼バンビ 園長
親として、保育士として、子どもたちの成長を最大限サポートしたい。

「鴻幼バンビ」は、私自身が子ども2人を育てる中で“安心して預けられる場所がなければ働けない”と思った経験から、保護者として、また、10年以上幼稚園で働いてきた保育者としての厳しい視点を持って、いつ保護者の方が見られても満足いただける園を目指しています。また、ただ預かるだけではなく、子どもたちには学校法人だからできるきちんとした教育を提供したいと考えています。
晴れている日に“くもり”と言ったら、“今日は晴れだよ”と教えますが、子どもの言うことはすべて認め、その子の考えを尊重して伸ばしてあげたいと思っています。たとえば、魚を書きましょうと言うと、大人も決まって左が頭で横を向いている魚を書きますよね。いつからか誰かが書いた見本にとらわれているんです。だからここでは、先生が見本を書くのは禁止です。上から見た魚、後ろから見た魚でもいい。親としても先生が手を加えたキレイなものより、個性があるものを持って帰って来てほしいので、子どもの今の状態に先生はできるだけ手を出さないようにしています。0~2歳は、自分で考え行動する自主性の土台をつくる時期です。親として、保育士として、できるのは選択肢を増やしてあげること。たくさんの経験・体験が、この子たちの将来の基礎になればいいなという思いで、子どもが楽しめる環境づくりに力を入れています。

相手への思いやりを大切に、チームワークで保育を楽しみましょう。

保育園は複数担任のため、チームワークを重視しています。相手を思いやることがチームワークにつながるので、お互いが気持ちよく働けるような思いやりのある方と一緒に働きたいですね。先生たちを育て、保育の楽しさを知ってもらうのも私たちの仕事なので、最初からスキルや経験を求めることはありません。子どもが好きならば、保育は自ずと上手になります。たとえばピアノが弾けなくても、誰よりも子どもが好きとか、絵本を読むのが上手とか、体力に自信があるとか、何か1つ自信のあるものを持っていればいいなと思います。
当園では福利厚生の1つとして、幼稚園を含めた先生たちのお子さんを預かっており、子育てと仕事を両立できる環境を整えています。残業もほぼありません。多くの先生が産休から復帰してくださり自分の子どもを預けていることが、何よりも安心して預けられる園の証明だと思います。お子さんが熱が出たときはすぐに帰ってもらうなどしていますが、20~50代の幅広い年代の先生たちは、自分がその立場になったときのことを思って、または昔自分も苦労したことを思い出して、気持ちよく送り出してくれます。チームワークでフォローし合える仲間になってくれていると感じます。
子は親の鏡と言いますが、保育園も同じです。先生たちが楽しく働いていたら、子どもたちにも伝わります。幸い当園は、見学に来た保護者の方から、先生たちが楽しそうですねと言ってもらえます。私は“先生たちが楽しく働ける環境を整えるから、先生は子どもたちの環境を整えてね”といつも言っています。教育者として子どもたちの見本となり、子どもたちのことを思い楽しみながら、一緒に成長していきたいですね。

子どもたちの成長に、日々感動。先生も成長していける環境です。

林 千聖様
鴻幼バンビ
保育士
正職員
勤続4年
幼稚園のころからの夢を叶え、憧れの園で先生に。

「大きくなったら幼稚園の先生になりたい」というのが、幼稚園のころからの夢でした。「働くなら鴻池幼稚園」だと思ったのは、小学生のとき。鴻池幼稚園を卒園した友達がたくさんいて、ピアニカを教えてくれるのと、ひらがなを書ける友達が多くて「かっこいいな」と思っていたんです。そんな楽しい保育をしてくれるところで働きたいという思いが叶い、新卒で入社しました。最初は幼稚園で、年少、年中、年長と担当させてもらい、4年目の今、「鴻幼バンビ」で2歳児の担任をしています。幼稚園は一人担任なので、自分がしたい保育や目指す保育がしやすい点が魅力ですが、こちらは複数担任なので、みんなで話し合って保育を組み立てていけるのが温かくていいなと思います。
仕事をはじめた当初は分からないことだらけで、初めての担任や保護者対応が不安でした。でも、先輩方が親身になってアドバイスしてくださったり、その都度相談に乗ってくださったおかげで、務めることができました。バンビに来てからもすごく温かくて、先輩方から学ばせていただくだけでなく、一番年下で入ってきたんですが、新米だからというのはなくて私の意見も引き出してくださいます。4人のクラス担任で連携して保育方針や子ども一人ひとりの援助のし方を逐一話し合えるのがうれしいですね。幼稚園では要領をつかむまで仕事を持ち帰ったりもしていたのですが、ここでは持ち帰りはもちろん残業もほぼありません。もし仕事が残りそうになっても複数担任なら分担できるので、それもバンビの良さですね。

日々の保育の積み重ねが、子どもの成長につながると実感。

やりがいは、いっぱいあります!たとえば、春にはお友達におもちゃを貸してと言えずに取ってしまっていた子が、いつの間にか私たちの助言なしにお友達とうまく関われるようになるなど、子どもの成長を見ていると、日々の保育の積み重ねが生きたなと感じることができます。日々、感動です。
バンビでも幼稚園と同じく、ピアジェ教育に沿った保育を行っており、担任の先生が答えを与えるのではなく自分で考えて行動や発言ができることを大事にしています。乳幼児はまだすべてを自分でするのは難しいので、自主性の土台をつくるための声かけなど、手探りなんですが、日々考え実践しています。バンビに来て1年。乳幼児保育についてもっと学び、子どもから、保護者から、また一緒に働く先生からも「この先生になら安心して任せられる」と信頼してもらえる一人前の保育士になりたいですね。
「鴻幼バンビ」は、先生みんな素敵な方ばかりでアットホームな温かい職場です。ほかの人の保育から学びつつ、自分がしたい保育を目指すことができ、みんなで子どもの成長につながるより良い保育ができます。ぜひ一緒に楽しく働きましょう!

実務未経験からのスタート。温かい職場の仲間に助けられています。

広谷 小百合
鴻幼バンビ
保育士
パート
勤続3年
気配りのある職場なので安心してはじめられました。

地元が近いので子どものころから鴻池幼稚園を知っていて、たまたま求人募集を見たときに、こんな由緒あるところで働けたら素敵だなと思ったのがきっかけです。子どもが好きで小学校の教員をしていたのですが、2人目の出産で辞めたのを機に少し時間ができたので、気になっていた保育士の資格を取得しました。3人目の子が幼稚園に入るタイミングで、「鴻幼バンビ」で働かせてもらうことになりました。
しばらく仕事をしていませんでしたし、初めて保育士として働き出したので、最初は戸惑うこともありました。わが子を一対一で見るのと集団の中で子ども見るのとは違います。個人差もあれば月齢でずいぶん差が出る時期ですので、その辺の対応が難しかったですね。でも、パート仲間や正職員の先生方が声をかけてくださり、とても丁寧に教えてくださったので、自分の中ではバタバタしていましたが(笑)、すごくはじめやすかったです。普段から先生方が助け合ってお仕事しているのが伝わってきますし、新しい先生が困っておられたらリーダーの先生がすぐに声をかけるなど、気配りのある職場だなと感じます。パートもみんな年齢が近くて、子どもの年齢も近かったりするので、仕事終わりにいろんな話ができたりと心強いですね。

子どもたちの豊かな感情表現にふれられることがやりがいです。

今は週3~4日、9~14時のシフトで働いています。曜日は決まっていないので、家庭の用事など、かなり融通をきかせてもらえてありがたいですね。基本的には担任の先生が手遊びや制作を考えて保育を進めてくださるので、その準備や後片付け、手が足りないときのサポート業務が中心です。私はまだまだなんですが、周りの先生がすごくしっかりしているので、こういうときは自分から動かないといけないんだとか自然と身についていく職場なのかなと思います。これからもマンネリにならないように、保育の中で新しいアイデアを出すなど力になれたらいいなと思います。
やりがいは、やっぱり子どもの笑顔です。「おはよう」と言ったときに、子どもたちが「おはよう」と駆け寄って来てくれること、泣いていても子どもたちの豊かな表情を見られたときに、この子たちと関われて良かったなと感じます。わが子ならどうしても自分のペースに持っていきたくなりますが、ここでは当然ですが、感情的にならずに繰り返し声かけしていくようにしています。自分の子どもにも、もっとこうしてあげれば良かったなと今になって思うこともあります(笑)。
新しいところに入るときは、きっと不安があると思いますが、誰かしらが声をかけてくださるので1人になることはないですし、楽しい職場です。本当にみんな温かく迎えてくれますので、安心して来ていただけたらと思います。