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私は1988年8月、25歳で来日し、日本語を学び1990年亜細亜大学経営学部に入学しました。 大学2年生の時に16か国から来た在学留学生528名の中で留学生会の会長に選ばれ、留学生と共に日本の伝統と文化を体験する為、武蔵野市で開催された「わんぱく相撲」行事に留学生15人と一緒に参加した際、千田裕社長(当時、常務取締役)と初めて出会いました。
「誠を尽くし そのうえで さらに誠を尽 くしていきます!」
2008年、千田社長(当時)から、「日本で骨をうずめる覚悟があるのなら、『寿交通を最後の職場』として働いてみないか」と誘われました。 千田社長の人柄を知っている私としては17年間の親交もあり、身に余るお誘いでもありましたので、3日間思考を重ねた末の決断として、日本で最後の職として「勝負をかけてみる。骨をうずめる覚悟」で自分の人生をかけてみる事にしました。 その後、タクシー乗務に必要な2種免許を取得、タクシー乗務員として新しい生活が始まりました。 「乗務員」は初めて就く業種でしたが、お客様のニーズや夜中のお客様の流れなど、各エリアのお客様の特性をよく研究した甲斐もあって営収も常にトップを争うほどになり、周囲の乗務員からも一目を置かれるようになったのです。
その後、運行管理者と衛生管理者の資格も取り、乗務員の皆さんとも信頼関係を築き管理職としての経験を積み上げていきました。また社会保険など書類の手続きや総務の業務全般を学びました。さらに簿記の勉強を始め、実務に照らしながら乗務員の給与計算、事務、整備等全社員の給与計算、決算などをこなしていきました。
特に2021年に開始した特定旅客自動車運送事業の送迎業務の評判はとても良く、地域のほかの施設からも入札に参加する旨の要望があり、現在は6つの施設に12台の送迎業務契約と3台の介護タクシーを稼働させております。 これは地元、三鷹市武蔵野市のお客様が弊社タクシー乗務員の仕事ぶりを評価していただき、ご家族が利用されているデイサービスなどの施設に、弊社採用の要望を上げていただいたことの結果であり、乗務員の努力の賜物と感謝しております。
『誠を盡し 而して 誠を盡す(まことをつくし しこうして まことをつくす)』 これは創業者 千田寿の言葉ですが、その意味は「誠を尽くし そのうえで さらに誠を尽 くす」という強い決意を表している警句です。 私もまた更なる社業発展のために、お客様をはじめ取引様の皆様、寿交通の社員の皆様に 対し、またさらには自分自身に対しても誠を尽くしてまいります。
私はこれからも先達が 遺した数々の警句に込められた思いを大切に、寿交通の「新たな章」を築いてまいる所 存です。
どうか前社長の千田裕に変わらないご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。