業務部　次長 / 2021年　

K・Kさん

入社のきっかけは？

前職は医療事務の補助をしていて、別の世界も見てみたいと感じて自宅からも通いやすい寿冷蔵へ入社しました。そのときは事務職だったのですが、もともと好奇心が強い方なので現場の仕事にもチャレンジしてみたくなり、いつしか現場にも関わるように。フォークリフトの免許も会社負担で取得させてもらい、気がつけば現場一本になって、いまは次長としてみんなを取りまとめるようになりました。以前と比べると職場も職種もガラリと変わりましたが、いまの方が性に合っていて楽しく働いています。

尼崎南DCのことを教えてください。

本社倉庫と私が働く尼崎南DCの違いは扱う荷物もありますが、大きなところでいえば自動倉庫の存在です。コンピューターを使って商品をパレット単位で管理しているので、ハンディターミナルでパレットIDを読み込めば自動で保管と仕分けを行ってくれます。ほかにも、スーパーマーケット向けの仕分け作業や、通販商品の箱詰めから出荷まで携わるEC事業なども展開しています。倉庫内は清潔感にあふれていて、重たいものを持つより細かい作業の方が多いので男女関係なく活躍できるのが魅力です。

働く上で心がけていることはありますか？

新人の指導は、必ず自分で行っています。この仕事は基礎が大事で、最初にそこを徹底しておかないと、慣れてきたときに作業手順を変えてしまう恐れがあるからです。トラブルが起きた際に部下を守りたいからこそ、基本を遵守することの大切さを重点的に教えています。また、指導するときは新人の横につき、ＯＪＴを通してなぜこのような作業をするのかという理由をきちんと伝え、言葉では説明がむずかしい部分については、私が実際にやってみせて確認してもらうことを心がけています。

.仕事のやりがいを教えてください。

当社の社長には機械を使って解決できることは機械に任せればいいというスタンスがあり、設備投資にも積極的です。商品の箱詰めから出荷まで担っているEC事業は、以前はすべて人力でした。そのときは、1日1200ケースほどの生産が限界でしたが、化粧箱を組み立てる製函機とダンボールのつぶし機を導入してくれたおかげで状況が一変。いまでは同じ人数でも3000ケース以上を出荷できるようになりました。業務改善の知恵をしぼる中で、ソフト面でもハード面でも自由に提案できるのでやりがいがります。

目標を教えてください。

なんでもすぐに自分でやってしまう性格も手伝って、いまでも第一線で作業をしているので、今後は私がいなくても現場が回る組織づくりをしないといけないと考えています。後進を育てる一方で、自分の業務範囲を広げるためチャレンジしているのは事務業務です。輸入貨物の事務処理をはじめ専門的な知識を学んでいます。それだけでなく、いかに残業を減らして定時内に業務を詰め込むかも考えている最中です。より良い職場をつくるため、あらゆることに挑戦していきます。