業務部　リーダー / 2021年入社　

D・Kさん

入社のきっかけは？

前職は飲食業界の会社に勤め、居酒屋の店長を任されていました。しかし、社会情勢的に人々が外食を控えるようになってきたので、安定感のある会社を求めて転職活動を始めたことが寿冷蔵を知ったきっかけです。フォークリフトの免許についても、手に職をつけたくて若いときに取得していたので、思い切って当社に飛び込みました。まったくの異業種から転職したため勝手がわからないところがまだまだありますが、仕事自体は非常に面白く、なにより休日数と給与が増えて大満足です。職場環境の良さを日々実感しています。

初心者がつまずきやすい壁はありますか？

自分の経験でいえば、荷扱いに戸惑いました。お客様の商品を預かっている立場ですので、どれだけ急いでいても丁寧に扱う必要があります。パレットへの積み方もパターンがいくつかあり、商品によって荷崩れしにくい積み方を覚えないといけません。一見、シンプルそうなのですが実は考えることが多いです。また、同一の商品であっても配送先によって保管場所が変わるため、慣れないうちは特に迷うと思います。ただ、この部分に関しては全員に支給されるハンディターミナルで確かめれば、すぐに答えがわかるので心配いりません。周りに質問しやすい環境もありますし、着実に仕事を覚えていける職場です。

仕事で面白いと感じるところは？

入荷量・出荷量を予測しながら動くところです。たとえば、入庫作業はその日に来た冷凍食品やアイスクリームを単純に格納するだけでなく、翌日以降の入庫量や出荷量を踏まえて配置を考えます。また、出庫準備では荷捌き場に商品を運び込むのですが、スーパーの特売品対象になるものは普段の倍以上の出荷量になるため、そこを考慮してあらかじめ多い量を置いていきます。その量がピッタリと当てはまるとうれしいです。毎回うまくいくわけではないのですが、仲間と反省点を話し合いながら次の業務に活かしていくのも働く醍醐味だと個人的には思っています。

普段から心がけていることは？

だれもが安全で確実な仕事ができる職場づくりです。業務改善のミーティングに参加した際は、現場のリーダーとして初心者目線の意見を発信しています。たとえば、冷凍庫のラックに積むパレットの数。フォークリフトの操作に長けたスタッフであれば空間をギリギリまで使って10段まで積み上げられますが、技術がない場合はそこまで置いてしまうと商品をどこかにぶつけて破損させてしまうおそれがあります。効率よりも安全を優先し、9段までしか積まないことを提案すると採用してもらえました。今後も未経験から安心して始められる改善案を発信していきます。

目標を教えてください。

経験ゼロから始めて、どこまでキャリアアップできるか挑戦したいと思っています。2023年の3月にリーダーに抜擢されたときは、周りはベテラン揃いなので正直不安が大きかったです。しかし、社長に未経験スタートだからこそ持てる視点があるから、そこを活かしてほしいと言ってもらえ自信になりました。異業種からの転職であっても、真剣に仕事に取り組めばここまでできるという成功モデルになれたらうれしいです。先輩や上司の考え方や動き方を積極的に吸収しながら、自分を一歩ずつ成長させていけるようにがんばります。