スタッフインタビュー詳細

以前、倉庫で食品の入ったダンボール箱を運ぶフォークリフトオペレーターの仕事をしていました。ですが別の仕事に挑戦したくなって、鴻池運輸の空調設備業務部門に転職したんです。

この部門は、業務用エアコンにお客さまが希望したオプション装備を取り付ける改修業務で、ひとつひとつのエアコンにセミオーダーで装備を取り付け、仕上げていく点に面白みを感じていました。

仕事に慣れ始めた半年後、エアコンを移動させるフォークリフトオペレーターに急な欠員が出たんです。以前の経験を活かせるし、職場のピンチを助けられるならと、フォークリフトオペレーターへの転属希望を出しました。改修の仕事も面白さはあったんです。でもフォークリフトの運転に復帰すると、こちらのほうが自分に向いているし、本質的にこれが好きなんだと再認識できました。いまはフォークリフトひと筋という気持ちです。

出荷と入荷の際、たくさんのエアコンを移動させます。これを時間内にきちんと所定の場所に収められたときの達成感こそ、この仕事の醍醐味ですね。早さだけでなく、入荷して倉庫に収める際に、出荷が早い順に手前に置くことで効率よく作業できることも考慮して配置しています。

移動に加えて、入荷したエアコンの検品も担当します。注文されたお客さまの名前や仕様、出荷予定日などを書き込みながら台数をチェック。ここで間違えると、この後の作業が無駄になるのでもっとも重要なポイントです。

業務用エアコンは、サイズや形状もいろいろあって、それに応じてフォークリフトのツメの挿し方も変わってきます。業務用だとサイズも大きいし、バランスを崩したら傷つけてしまう可能性もあるので、慎重さが大切です。

この業務を簡略化できるよう、鴻池運輸ではオーダーメイドのカスタムフォークリフトを導入しています。もちろん安全性も高く、扱いやすいです。こういう特殊車両もオーダーで作ってしまうところは「さすが世界の鴻池（笑）」と感じますね。

いまはフォークリフトオペレーターとしての仕事一本ですが、せっかく空調設備業務の経験もあるので、その両方を活かせる仕事にも挑戦したいと思っています。いずれ高所作業車の運転者資格を取得して、エアコンを高い場所に運んで設置する仕事に就くことが理想ですね。
将来を考えるにしても、運輸業界は安定性があります。中でも当社の場合、毎年確実に給料のベースアップが続いています。不安定さのある時代だからこそ、安定した世界で働いてみませんか。