スタッフインタビュー

Hさん
(特養 介護職員・常勤)14年目
理想を持って、他業種から飛び込んだ世界。
未経験からケアワーカーに

私はまったく別の業種で、営業職などを経験してから心会に転職し、この仕事に就きました。未経験から飛び込んで、気づけば今年で8年目です。

最初は、覚えることも多く、本当にハードでしたよ。仕事量も多くて。なかなか思うように働けないことで悩みましたね。この仕事を選んだのは、自分なりの理想があったからです。もっと寄り添いたい、もっと心を込めて接したい…。始めた頃は、どうしても仕事に追われるばかりでしたから。でも、あるとき気づいたんです。先輩は、こなしている。
私も、そこから覚悟を決めて頑張りました。

そうして仕事に慣れてくると、いろんなことが見えてきましたね。目標が出てきて、欲が出てきて。仕事が、楽しくなってきたんです。気持ちの上でも、ずいぶん優しくなれたような気がします。今では、買い物などをしていても、ふと利用者の方のことを考えている、なんてこともありますよ。

介護の仕事は女性の方が多い世界ですが、ここは人数も男女半々くらいなので、男性も働きやすいかもしれません。男女問わず、年代を超えて、仲が良いのもいいですね。心会は、施設も、組織としても、成長途中です。サービスの形も、働き方も、自分たちで考えて、作っていける楽しみもあるし、手ごたえもあります。これからの心会を共に作っていく、という意欲のある方に、是非仲間に加わってほしいですね。

Yさん
(デイサービス 介護職員・非常勤)22年目
福祉の仕事は、やればやるほど、深い。
2度の出産を経て、これからも成長していきます

福祉系専門学校卒業後、心会のオープニングスタッフとして、ここで仕事を始めました。皆でアイデアを出し合い、話し合いながら、工夫する日々。手づくり感があって楽しかったですね。

その後、4年ほどで結婚しました。最初の出産後も、2度目も、ここに復職させてもらって。今は2人の子供を育てながらデイサービスで働いています。時間帯もずいぶん融通してもらっていますね。子供が急病の時なども、嫌な顔もせずフォローしてくれる仲間に恵まれています。

正直、他所に転職したいと思ったこともあったんです。待遇面などで、ここよりいい施設があるんじゃないかと思って。でも、残りました。ここには頼れる仲間がいるし、雰囲気もいいですからね。子育てをしながら働くにあたって、柔軟に対応してもらったのも大きいです。

チームワークは大事です。支え合わざるを得ない、というのが本音ですかね。
介護士だけでなく、看護師、機能訓練士…連携は、本当に重要なんです。それぞれの専門性や、持ち場の意識があり、自分の仕事はここまで、というのが最初はそれぞれあって。ぶつかり合ったこともありましたよ。でも、話し合い、歩み寄って、今は連携が取れている。利用者の方にとって、より良いサービスを提供する。意識は皆同じですから。

介護の仕事について、「自分のことを待っていてくれる人がいる仕事」といっていた人がいて。ああ、なるほどそうだな、と思ったんです。「あなたが来てくれてよかった」と言われる仕事。ここまで密接な人と人とのふれあいは、ほかの仕事ではなかなか味わえないことかもしれません。

最初は特養しか知らなかったけど、デイサービスを知って、視野が広がってきました。選択肢は数多くあるんです。まずはケアマネージャーの資格取得を目指して、ほかの資格にもチャレンジしたい、各地域での取り組みについても勉強したい。意欲は高まるばかりですね。

「福祉の仕事」は、やればやるほど、深い。そう実感しています。
年齢を重ねても続けられる仕事だし、長く続けられる仕事です。もちろんハードな面もありますが、それ以上に、大きなやりがいや喜びも感じられると思いますよ。