社員インタビュー詳細

水処理も 電気も 暮らしに欠かせないもの。業界の安定性は抜群です。

T.T.さん
浄化センター勤務
電気整備
勤続4年
設計の知識は多少あったものの、電気整備は未経験からのスタートでした。

前職はイベント関係の仕事をしていたので、全く畑違いの転職です。ほかにも不動産の営業や引っ越し業など、さまざまな仕事をしてきましたが、幼い頃から高層ビルやタワーを見るのが好きで、学校は建築科を出ていたため、設計関係の仕事に興味があり、プラント関係を志望しました。ただし、現場で図面を見たり建物を造ったりという経験はなく、電気設備のメンテナンスについてはゼロからのスタートでした。電気整備の仕事は、下水処理場における電気設備の点検・保守・保全です。通常時は電気室内にある配電盤などに異常がないか、実際に現場へ行って点検します。月に1回は停電を行って精密に点検する大きなメンテナンスも行います。1~2年目は専門的な仕事内容についていけない部分が多く、頭を抱えたことも。3年、4年と経験を積むごとに仕事に慣れ、ようやくコツがつかめてきたかなと感じています。

生活に欠かせない電気の知識は、公私ともに役立ちます。

電気に関する知識は高校卒業レベルしかなかったので、最初は仕事のイメージがつきにくく苦労しましたが、電気工事士の資格取得に向けて勉強しはじめると、少しずつ知識と実務が結びつき、興味を持って取り組めるようになりました。テキストを見れば理解できる筆記と異なり実技対策に苦戦したものの、自宅で動画を見ながらコツコツ自分のペースで練習して資格を取得。次の目標は電気主任技術者ですが、かなり難関なので2~3年かけて取得を目指しながら、ほかにも興味がある消防設備や衛生管理者にもチャレンジしようと勉強を続けています。電気について学んだことで、普段、日常的に使う家庭の電気でも危険な使い方をしていないか考えるようになりました。さらには周辺の方々の暮らしを守る公共の施設で電気設備を保全している今、社会に役立つ大きな仕事ができていると、やりがいを感じています。

悩みも話せる同僚たちがいたから、ここまで続けてこられました。

基本的なことですが、職場では朝の挨拶や声をかけ合うといったコミュニケーションを大切にしています。挨拶一つで気持ちよく仕事をはじめられますし、相手のその日の気分や体調も読み取れるからです。またお互いに情報が共有できていれば、チームで効率よく作業できますし、事故防止にもつながります。ここで私が今までに異業種で培ってきたコミュニケーション力が活かされていると感じています。私自身が仕事を覚えることに精いっぱいだった時期、つまづいたり悩んだりすることもありましたが、職場の仲間が悩みやプライベートの話を聞いてくれたので、諦めずに続けることが出来ました。今はその仲間と組んだバンド活動が、オフの楽しみの一つになっています。

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