社員インタビュー詳細

下水処理を知り、携わることで、自然保護・環境保全に貢献できます。

O.Y.さん
浄化センター勤務
副班長/運転
勤続6年
釣りやアウトドアを楽しむ中で、環境の大切さに気付きました。

私は高校時代から環境への関心が高く、自主的にごみ拾いをしたり、環境保全活動のボランティアに参加したりしていました。もともと自然が好きで、釣りやアウトドアは今も大切な趣味の一つ。釣りは漁師である祖父の影響ではじめたのですが、やはりキレイな環境で楽しみたいですから、川や海の生き物にも大きく影響するこの仕事は、私に合っていると感じています。普段生活している中で、下水の流れていく行く先をイメージできる方は少ないと思います。下水処理を知り、携わることで自然保護・環境保全への意識が高まり、社会貢献できることがこの仕事のやりがいです。また、社会インフラに関わる仕事ですので、景気に左右されにくく安定して働けるという魅力もあります。

仕事を通じて成長を実感しています。

運転班は各機械のオペレーションをはじめ、中央監視室での運転監視や場内の巡回点検を担います。私は2023年10月から、副班長となり、主に日々の運転方法の調整や、経験が浅い運転員のフォローを行っています。仕事をする上では、運転班のメンバーや上司とのコミュニケーションを大切にしています。やはり言葉を交わさないと、お互いがどう思っているか、何がしたいかが伝わりません。実は、人と話すことが苦手で、どうしても受け身になってしまうのが入社当初の私でした。ですが、仕事を続けるうちに、もっと仕事をしやすくしたい、職場環境をより良くしていきたいという思いが高まり、皆の話し合いや雑談の輪の中に自分から入っていくようにしました。自ら一歩を踏み出して苦手を克服したことで、副班長になれたことが、今の自信に繋がっています。昔からの友人にも「社交的になったな。」と言われるほど、仕事を通じて成長できたことは嬉しいですね。

ただ水をキレイにするだけではなく、環境にとって最適な処理を。

下水処理において、水質を改善し過ぎても水中の栄養分が不足し、養殖海苔の色落ちが頻発するといった弊害が出てきます。そのため、数年前から県の策定に沿った運転方法を検討し、海の豊かさを守るような調整を行っています。環境基準値の範囲内で、最適な運転方法を探っていく作業は非常に難しいですが、最近「海苔にまた色が戻りはじめた」と聞き、とてもやりがいを感じています。また、運転方法が変わると業務上の留意点が増えるなど、運転員の仕事の仕方にも影響が出ます。運転員の立場で気持ちを理解し、不安を解消することも私の役割なので、培ってきたコミュニケーション力を生かして運転員と上司の中間に立ち、双方の意見や要望を分かりやすく伝えるようにしています。

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