スタッフインタビュー詳細

利用者様や先輩職員に学びを得て、心穏やかに働ける、居心地がいい職場です。

小濱 玲奈
グループホーム柳河内
介護職員 正職員
2019年入社
販売職から介護職へ。相談しやすい環境に助けられました。

介護系の専門学校を卒業後は、食品関係の会社に勤めていました。学生時代にはじめた対面販売のアルバイトがおもしろくて、そのまま就職したんです。17年ほど勤めましたが、だんだん会社の方針とズレを感じるようになり退職。一時は何をするにも自信が持てないほど落ち込みましたが、そのときに思い出されたのが専門学校での実習です。改めて人の命を預かる介護の仕事に向き合おうと、実務者研修を受講しに行きました。研修を受けたカレッジから「卒業生が長く働いている」と紹介されたのが、『グループホーム柳河内』です。1ユニット9名と家庭的なグループホームなら初めて介護の職場に入る人に向いているのではと勧められ、いいなと感じました。
実習でしか経験がなかったため、最初は利用者様とのコミュニケーションに緊張しましたし、難しさを感じました。認知症がある方は、混乱・不安・焦り・気分の浮き沈みなどがあり、毎日の精神状態が異なります。個人的には、身体的に介護度が高い方よりもケアが難しいと感じます。先輩職員に相談したり教えてもらったりしながら、時間とともに慣れてきた感じです。責任者もすぐそばにいるので、何でも報告・相談しやすかったのが良かったです。

利用者様への対応を通して、心が軽くなる考え方が身に着きました。

「家に帰りたい」という利用者様がいた際、最初はどうやって気分を紛らわせようかと考えて対応しがちでした。ですが、気持ちが不安定で落ち着かない時には、こちらの声が届かないことがほとんどです。一緒に働いている職員の「危険が及ばない限りは見守る」スタンスを見習い、帰宅願望が落ち着くまで待ったり、ごまかすのではなく「○○さんはここに住んでいるんですよ」などと、本当のことを普通にお伝えしたりするようにしています。夜勤のときに寝ない方へも同様に、無理に寝ていただこうとはせず、その方の自然な動きに任せて見守ることが多いです。そういった利用者様への対応を通して、一歩引いて待つことや落ち着いて考えることが身に着いたのかなと思います。プライベートの人間関係でも意思疎通がうまくいかないことがあれば、「相手には相手のペースがある」「うまくいかないときは仕方がない、時が来れば何とかなる」と考えられるようになったので、ここで働いている影響は小さくないと感じます。

働きやすい環境に感謝し、長く続けていきたい。

月8~9日は休みがあるので身体がきついということもないですし、希望すれば連休の取得も可能です。休みの日は愛犬に会いに実家へ帰ったり、副菜を作り置きしたり、あとは長崎のテーマパークへ車で夫と出かけたり、ゆったりと過ごせています。退勤時間になったらみんなで声をかけ合えるので、残業もほとんどありません。年2回の賞与や1回7,000円の夜勤手当といった待遇もありがたいですね。リーダーが自ら動いて背中を見せてくれるような方なので職場の人間関係もスムーズで、職員同士の距離感が私には心地いいです。
これからも、あいさつと、毎日利用者様全員とお話しすることが私の心掛けです。そして、些細な利用者様の状態の変化も見逃さないように注意深く業務にあたりたいと思っています。また、入職後に介護福祉士資格を取ったのですが、それきり勉強がおろそかになっているので、引き続き勉強して知識を増やしていくことも目標です。私は利用しませんでしたが、介護福祉士の資格取得は会社からの支援もあると思います。実務経験がない方や経験が浅い方も丁寧にサポートしますので、ぜひ一緒に働きましょう!

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