スタッフインタビュー詳細

地域に開かれた施設で、ゆったりと時間を重ねませんか。

田元 浩揮
グループホーム柳河内
管理者
2018年入社
落ち着いた環境の中で、お一人おひとりに合った介護に取り組めます。

閑静な住宅地にたたずむ『グループホーム柳河内』は、2ユニット18名の方が入居されている施設です。地域に開かれた施設運営を目指しており、地域との交流・連携にはかなり力を入れています。感染症の拡大でストップしていた地域イベントへの参加や地域の方を施設へ招待する催しも、少しずつ再開しています。以前は施設内の完全調理でお食事を提供しており職員それぞれの味があって好評でしたが、最近では半分ほど湯煎調理を取り入れ、空いた時間は利用者様とゆったり過ごせるようにしました。職員の平均年齢は57歳と高めですが、長く働ける環境だからこその数字かと思います。中には施設のオープンから20年近く続けている70代、80代の職員もいます。自立している利用者様が多いため身体介護に追われることがなく、落ち着いた環境でその方その方に合った介護を実践できます。長く続けられるという意味では、身体が疲れにくいですし、認知症についての対応力がある程度身に着いたら、とても働きやすい環境です。

未経験・無資格の方も大丈夫。知識とスキルはじっくり磨きましょう。

グループホームの場合、介護資格はなくてもはじめていただけます。無資格の方は、認知症介護の基礎研修を施設内で受け、資格を取得いただきます。もちろん、資格を持たれている方は即戦力として頑張っていただければうれしいです。職員の年齢層が高くなってくると、どうしても持病の悪化や年齢で退職される方がいるので、若い方に来ていただけると年齢層的にもバランスが取れていいですね。仕事をするうえでは、気持ちのやさしい方、明るい方が利用者様にも喜ばれると思います。
私自身は、特養・ケアハウス・小規模多機能が併設する別の施設で、現場での介護とケアマネジャーを11年ほど務めてきました。学生時代は将来について深く考えていなかったのですが、先生から「これからは介護の時代」と導いていただいたおかげで介護士の仕事に興味を持ちました。おばあちゃん子だったので、高齢者福祉は入りやすかったのかもしれません。前職の同僚に誘われる形で当施設の管理者になって7年。これまで続いているのは、天職に出合えたんだと今になって感じます。

職員とご家族、地域の方々。三者で利用者様を支える、開かれた施設を目指して。

利用者様は、職員だけでなく、ご家族、地域の方、三者で支えていくのが理想です。地域に開かれた施設を実現するために、地域の方の認知症介護への理解を深め、職員も利用者様も地域と交流を持ち、今後さらに地域とのつながりを強くしていきたいと思っています。まずは、近くの保育園からの園児たちの訪問を再開し、福祉の仕事に興味を持つきっかけづくりとして小中学生にも来てもらえる環境を整えていきたいです。また私自身も、現在行っている認知症サポーター養成講座の開催や認知症についての講話といった地域での活動に引き続き取り組んでいきます。今後も余裕をもって介護にあたり、地域に密着したさまざまな取り組みを継続・拡大していくためにも、職員が必要です。ゆったりとした環境で利用者様に向き合いたい方、やさしい先輩方が丁寧に教えますので、一緒に和気あいあいと頑張っていきましょう。

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