仕事紹介詳細

名古屋サービス:山口さん(1989年入社)
職種:サービス(修理)

【Interview04】この道30年の大ベテラン、山口さんに若手を育てる環境づくりについて聞きました。

入社したきっかけを教えてください。

元々バイクをいじったりエンジンを触ったりすることが趣味で、それもあって学生のころは電気科を専攻していました。

就職する際には自分の好きなことをやりたいと思っていて、そこで見つけたのが現在の京セラインダストリアルツールズ㈱になります。

新卒での入社ということですが、山口さんはどのように仕事を覚えていきましたか?

私が最初に覚えたのはエンジンでした。
趣味の世界から入ってきて、更に電気科を出ていたためあまり難しいという印象は無く、「スーッ」っと身体にしみついていきました。
ただ、言っても当時はまだ右も左もわからない「新人」。今となっては研修する立場なのでよくわかりますが、当時の自分にも不足している点が多々あったかと思うので優しく指導をしてくださった先輩方には本当に感謝しています。

現在は「研修する立場」でもあるとのことですが、新人を育てるにあたって気をつけていることはありますか?

まずは何か1つに特化させることを意識しています。
商品知識、中身、修理の仕方など、「この商品のことは何でもわかる」というプロフェッショナルな部分を1つ作ることで業務の全体の流れを覚えていき、それが成功体験に繋がります。
あとは覚えたことの応用になるので、時間をかけながら他の商品のことを学んでいってもらいます。

一日の中で一通りの業務を困らずスムーズにおこなうことができるようになるには3年程度かかるのが一般的です。

あと、この仕事は修理の技術以外にコミュニケーションスキルも重要です。
営業スタッフや部品業者とのやり取りをしながら業務を進めるので、部品の名前などを正確に伝える必要があります。
あくまでも個人的な意見ですが、電話による現場からの色々な問い合わせ(修理、パーツ、分解図など)に対し、すべて対応できるようになれば一人前と言っても良いと思います。

修理スタッフとして成果をあげるために工夫していることはありますか?

修理スタッフとしての成果は、お客様に「修理に出して良かった」と思ってもらえることだと思っています。
そのためにチームとして工夫していることは、「30台」という数字を徹底しています。

「10台見積を作る」
「10台部品の手配をする」
「10台修理を完成させる」
という意味になりますが、これは修理スタッフ1人が一日に処理する台数の目安です。

この30台を徹底することで、スピード感を保ちながら精度の高い修理をおこなうことができるので私は最も大切にしています。

この仕事や会社のいいところはどんなところですか?

仕事の醍醐味としては、「全く動かなかったものが動くようになる」ことだと思います。
自分の手で修理をすることで達成感があります。
また、修理をすることで「ありがとう」と言っていただけることも少なくありません。
自分の行動で誰かが喜んでくれるというのは誰もが嫌ではないはず。

会社としては社員を第一に考えてくれてることが良いところだと思っています。
あと、拠点にもよりますが、名古屋サービス内ではみんなが「●●さん、●●くん」と役職を付けずにフランクに呼び合っています。
話しやすい、相談しやすい環境づくりも意識しているので、新しく入る方もすぐに馴染んでいただけると思います。

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