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高い期待に応えられるよう、オーダーメイドのお部屋づくりを心がけています。

ルームベッドメイキング・チェッカー/2000年から現職

富崎さんM.Tomisaki

21歳から18年間、一貫してホテル清掃に携わっている。入社2年目からチェッカー業務を任され、現在は、新人スタッフの研修や清掃スタッフへの指示出しなどを担当。チームを引っ張るリーダー的存在。

Q.入社のきっかけを教えてください。

当社に入社する前はおもちゃ屋さんに勤めていました。退職したのち、体力的にも無理なく働けるところはないかと探していたところ、求人広告で見つけたのが現在の職場。短時間で勤務が可能な仕事というのが、当時の自分にはぴったりの条件だったので応募しました。

Q.現在の仕事内容を教えてください。

現在勤務しているのは、京都駅に直結したホテル。オープニング当初から働いているので、今年で18年目になります。近建ビル管理株式会社が請け負っているのは7階から10階までの客室清掃。私は清掃スタッフを束ねるチェッカー業務をメインとしながら、チェックアウト後の客室でシーツを回収したり、忘れ物などを確認したりするアウトチェック業務と、清掃スタッフの補助業務を行っています。備品の破損や目立った傷など、清掃スタッフでは解決できないトラブルがあれば、ホテルの管理会社と連携を取り、対応を進めています。

Q.清掃スタッフにはどのような指示を出しますか?

ゲスト様からは予約時にさまざまな要望を伺っているので、一つひとつのニーズに合わせて部屋を仕上げられるように指導しています。たとえば、アレルギーをお持ちのお客様には、ノンアレルギー仕様の枕やシーツを用いたベッドメイキングを。また、小さなお子様連れのお客様には、離れて設置されている二つのベッドをつなげて、添い寝ができるようにアレンジしておくなど、お客様のニーズに応えられるように、配慮を徹底しています。

Q.どんな時にやりがいを感じますか?

黒がイメージカラーのホテルなので、客室もシックな色合いを基調としています。そのぶん、家具や足元のほこりが目立ちやすく、お客様からクレームをいただくことも。その高い期待値を超えて、お客様やホテルの方々から「きれいなお部屋だった」と、満足いただけたときの達成感は非常に大きいです。

Q.働きやすさを感じる点はありますか?

人間関係がとても良好です。もともと私は清掃自体にあまり興味はなかったのですが、気さくで優しい先輩方と接しているうちに、一緒に仕事をすることが楽しくなっていきました。また、私が働いているホテルは京都駅に直結しているので通いやすいこと、デザインなども洗練されていてオシャレな空間で働けることも魅力の一つです。

Q.これから入社される方へメッセージをお願いします。

お掃除の一番の魅力は、汚れていた場所がきれいな空間に生まれ変わっていくことだと思います。私はこの仕事を始めてから、自分の家でも細かいところが気になるようになり、自然と部屋をきれいに保てるようになりました。日常生活で使える知識が学べるのも、清掃の仕事ならでは。これから入社される方は、先輩方から教えもらったことをまずは素直に受け止めてみてください。そうすれば、必ずスキルが身に着き、仕事も楽しくなっていきますよ。

ある1日のスケジュール

8:00
出社。当日の予約状況の確認。
9:30
チェックアウト後の客室のシーツ交換・忘れ物回収。
10:30
清掃スタッフの補助業務。
11:00
お昼休憩。
13:00
清掃が終わった客室から確認作業を行います。
14:00
新人スタッフのアフターフォロー。
16:00
退社。

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