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その先にいるお客様を想うこと。この仕事は一生の思い出を作る、サービス業です。

ルームベッドメイキングスタッフ/2017年入社

圀長さんS.Kuninaga

現在、自宅で開いている書道教室とのWワークで勤務。モットーは、どんな仕事も真剣に。
接客業時代の経験を活かして、常にお客様の視点を持って清掃を行っている。

Q.前職と現在の仕事内容を教えてください。

前職はウエディングドレスのコーディネーターをしていました。現在勤めている施設は、京都の鴨川沿いにあるプレミアムホテルです。専用ガーデン付きのお部屋や鴨川が見渡せるスイートルームなど、客室によって広さや内装はさまざま。私は多い日で1日10部屋ほどの清掃を担当しています。

Q.業務の流れを教えてください。

私たち清掃スタッフがベッドメイキングをする前に、客室用のリネンや消耗品の管理を担当しているハウスマンが、シーツ交換などの作業を行います。そのため、私はお風呂場や洗面所、お手洗いなどの水回りを先に、その後にベッドメイキングを行っています。清掃の進め方に決まったルールはないので、皆さんやりやすい方法で業務を行っています。

Q.どのような意識で清掃を行っていますか?

正直、入社当初は「楽な仕事だな」と思っていましたが、次第に、この仕事はただの作業ではなく、一つのサービス業なんだということに気が付きました。同時に、前職で経験してきた接客業とこの仕事の共通点が見えてきたんです。接客業はお客様第一、お客様ありきの仕事。それは清掃業でもまったく同じで、手入れの行き届いた空間を作り上げた先にいる相手の方を想って業務を行うことが大切。その気持ちを忘れてはいけないと、いつも自分に言い聞かせています。

Q.「お客様を想う」という考えが素敵ですね!

前職はお客様と対話をして、その表情を見ながら衣装を決めていく仕事でしたが、今の仕事では直接お客様に会うことはできません。寂しさはありますが、私たちが提供する空間、そこで過ごしていただく時間が、お客様にとっては一生に一度の思い出になるかもしれない。もしかしたら、忘れられない1日になるかもしれない。だからこそ、一つひとつの業務に想いを込めること、お客様と対面しているかのような気持ちで仕事に取り組むことが大切だと考えています。

Q.清掃の仕事のやりがいは?

お客様に満足してもらえるようにという意識で取り組んだ結果、人の役に立てたと感じるときはうれしいですね。お客様のことを本気で考えると、細かい汚れや埃などにも目が行き届き、仕事の精度が高くなるのを感じます。どんな仕事にも共通することですが、スキルアップのためには知識以上に、自分自身のちょっとした意識の持ち方が大切かもしれないと考えています。私はWワークで書道の先生もしているのですが、そこでも生徒さんのためにという気持ちを何よりも大切にしています。その結果、生徒さんのレベルが上がっていくなど、自分の想いが結果に反映する喜びは、どんな仕事でもうれしいものです。

Q.これから入社される方へメッセージをお願いします。

何か一つ、目標を持って入社されるといいと思います。一秒でも早く仕上げる、お客様に喜んでいただく、など何でも構いません。自分にできることは何なのか、お給料をもらう以上は自分ができることを精一杯努力する。その姿勢を大切にしてみてください。

ある1日のスケジュール

9:45
出社。ミーティングで当日の宿泊状況、各客室の清掃に関しての注意事項の説明を受けます。
10:00
チェックアウトが済んだ客室から清掃に入ります。
12:00
15分休憩。軽い食事をとります。
12:15
作業再開。客室清掃の水回りは特に丁寧に行います。
13:30
お客様のチェックインに間に合うように、ペースアップ。
14:30
退社。今日も1日お疲れ様でした。

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