スタッフ座談会

まずは皆さんの業務内容を簡単に教えてください

U:<久喜けいわ>にて、生活支援員をしています。利用者さんの入浴や食事など生活全般をサポートするほか、クラブ活動ではマラソンを担当し、伴走で大会にも出ています。

K:同じく生活支援員です。クラブではハイキングを担当しています。以前は“登山部”だったのですが、高齢となってきた利用者さんのために、ハイキングに変わりました。

A:自分も支援員をしています。音楽のクラブ活動を受け持っていて、 “トーンチャイム”という楽器をみんなで練習し、発表会なども行っています。

入職のきっかけや決め手となったものは何でしたか?

A:啓和会を知ったきっかけは、大学の時の福祉施設の実習先として学校から紹介されたことです。実習は5日間でしたが、その後グループホームでのアルバイトも体験させてもらいました。卒業後は一旦違う業界へ就職しましたが、体調を崩したこともあり、卒業後も何かとご縁のあった啓和会に戻ってきたんです。

K:私は就活中に大学から紹介されて。見学に行き、その時は明確な理由などはよく分からなかったのですが、“他とは違うな”という何かを感じました。職員も利用者も本当に楽しそうで。経営理念の“利用者と職員がともに笑顔で”とあるように、まさにその通りだなと思い、応募しました。

U:中途ですが私も実習でここにお世話になりまして。1ヶ月の実習中に、みんなの働く姿がとても楽しそうで、「この仕事してみたい」と単純に思いましたね。実習の時の先輩からの熱烈なラブコールもあり(笑)、<久喜けいわ>に入職しました。

A:僕も実習の時にUさんに付きましたが、絶対ウチにきてもらおうって思ってアプローチしました(笑)。

一同(爆笑)

お仕事のやりがいや面白さはどんなところですか?

K:毎日何が起きるか分からない現場なので、大変ではありますが、それがやりがいでもあって。変化がある毎日で面白いですね。

U:例えば…日によっては利用者さんの機嫌が悪いこともあるわけです。大声を出している人がいて、それを見た他の利用者さんが非常ベルを押してしまい大パニックになったことも(笑)。逆に、何もない時はみんなで談笑しながら穏やかに過ごす日もありますよ。

A:人対人だから、日々色々なことがあるよね。ここでの仕事は、営業職とか飲食店の売り上げなどとは違い、1日で結果が出ないことの方が多い。その日の出来高ではなく、長いスパンである1つの目標に向かって利用者さん・保護者さんと連携し、結果を出していくんです。

U:以前住宅営業をしていた時は数字・売上が全てでしたが、支援員の仕事は数字では表現できません。利用者さんの成長・変化が成果であり、目標に向かって試行錯誤しながら一緒に成長できる達成感があります。自分で歯磨きできなかった方が、少しずつ自主的にコップと歯ブラシを持ち、歯磨きしようと行動できるようになった時―自分の求めていたやりがいはこれだったんだな、と思いました。

お仕事をする上で心がけていることはありますか?

U:利用者さんに何かをやってもらう際、うまく伝わらないと「これは無理か」と勝手に決めつけて判断してしまいがちなので、「なぜできないのか」「どうすればやりやすくなるのか?」をきちんと考えて接するようにしています。

A:経験がものを言う仕事だから、自分が分からないことは素直に認め、見栄を張らずに先輩達を頼ります。あとは、自分たちにとってはここは職場ですが、入所施設なので、利用者さんにとっては生活空間。あくまでも生活をする場ということを意識し、できるだけ走ったり、忙しない空気を出したりしないように注意しています。

U&K:確かに!急いでいるところ見たことないね(笑)。自分がのんびり過ごす部屋でバタバタされたら落ち着かないもんね!

K:私も、できるだけ落ち着いてどんな時でもフラットに仕事することを心がけています。忙しい空気ってやっぱり利用者さんも敏感に感じ取るので…。

最後に、この施設の魅力を教えてください。

A:自分の後輩たちにも紹介しているくらい、職場の雰囲気の良さに自信があります。上司との付き合い方や職場環境などで悩んでいる人にとっては、きっと世界が変わるはず!
 
U:職員の人柄、環境の良さは本当に折り紙付きですね。前職の時は上長には話しかけにくい雰囲気があったけど、今は直属の上司も現場に一緒に入るし、支援についての相談も気軽にできる。現場では上下関係などは無く、みんな平等に役割分担がされていて、協力しながら進めているんですよ。

A:20代・30代の若手が中心ですが、性別や年齢、職種を越えて仲が良く、明るい環境。施設長も、職場の雰囲気の良さはよく言われるそうです。

K:あとは、シフトがきちんと決まっていて、基本的に残業がないことですかね。

A&U:外出先等でやむをえず残業時間に突入することはあっても、あえてやろうと思って残業することはないね!

K:希望休も月ごとに数回ずつ取れて、プライベートも十分大事にしながら働けます。

A:勤務のことでいうと、けいわは夜勤が他と少し異なります。通常は9h勤務(1h休憩)という施設が多いですが、ここは18h(2h休憩)で、2コマの出勤扱い。一見拘束時間が長く、大変そうに見えますが、16時~翌朝10時までで、明けの日が10時終業と考えると、取り方によってはほぼお休みのようなものなんです。翌日も大体お休みになるので、10時明けでそのまま遊びに出かける人もいますよ。