スタッフインタビュー詳細

60代から新たな挑戦。「丁寧・親切・優しい」対応を心がけ、スタッフやお客様と関係をつくっています。

高峰 郁夫
競馬場警備 隊長  
2015年入社
会社の雰囲気の良さにひかれ、62歳から警備スタッフになりました。

製造業界で品質管理の仕事を定年まで勤めあげ、第二の仕事人生として『警備ひゃく』を選びました。20年以上前にアルバイトとして週末だけ当社で勤務した際に、家族的であたたかい雰囲気が強く印象に残っていて、また働きたいと思い電話をかけたのが入社のきかっけです。本格的に警備業に携わるようになってから6年以上の歳月が経ちますが、困ったことは一度もありません。というのも、入社後にまず何日間もかけて新人研修が行われるので、基礎をしっかり覚えられますし、わからないことは聞けば周りが丁寧に教えてくれます。それに、会社側も仕事のやり方や休みの相談に柔軟に応じてくれるため働きやすいです。これまで、病院をはじめとして、車検場、図書館、競馬場といろいろな現場を担当してきて、それぞれに学びがありました。特に病院警備時代に培った「丁寧・親切・優しい」対応は、どの現場でも活かせます。警備の仕事は人と接する機会も多く、話すことが好きな私にとってはむしろ好都合です。会話をすることで、問題点が見えてくることもあり、その際は現場の責任者の方に報告しています。とにかく新しいことにチャレンジしてみようという気持ちが強く、競馬場警備の隊長ポストが空いたときも、会社から声をかけてもらえたので迷わず飛び込みました。知らないことを学びたいという好奇心を、いまも持ち続けています。

多くの方と協力することで、安心して競馬を楽しめる環境づくりに貢献しています。

現在の勤務先である競馬場は3社合同で警備を行っており、お互いが担当エリア部分の安全を守っています。当社でいえば、券売機周辺や映像コーナーでの監視業務、スタンド側で出入りする人数をカウントして1時間ごとに競馬場の責任者に報告する業務があり、隊長として現場でも働きながら、どのポジションにどのスタッフを配置するかを決めています。この仕事に取り組む中で感じるのは、協力なくして万全の警備はできないということです。他競馬場の中継日であれば500名程度のお客様が、本場開催となれば3000名以上のお客様が来場されるため、他社含めて普段からコミュニケーションを図り、チームワークの強化に努めています。特に4名いる当社スタッフへは積極的に声をかけ、休憩時間中は他愛もない話をして笑い合っていますし、感染症が広まる前は勤務後にごはんに行くこともありました。職場にいつも笑顔があって、部下たちに「今日も来てよかった」と思ってもらえるようにしたいですね。その方が仕事に身が入りやすく、結果的に警備の質も良くなります。また、お客様とのコミュニケーションも大切です。地道に関係性を築いていくことで、「あそこがこうなっていた」と異常を感じたところを報告してくださる方も増えてきたので、これまで以上に広範囲に目が行き届くようになりました。警備の世界は、職務を通して気づかされることが常にあり、毎日が勉強です。そんな日々が本当に楽しいので、体力が続く限り現場に出たいと思います。

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