以前の仕事はソフト開発で、水産業はまったく縁のない世界。魚は好きでしたが、仕事にしようと思ったことはありませんでした。それでも河市水産に入ったのは、社風に魅力を感じたからです。河市水産のHPをはじめて見たとき、年齢・性別に関係なく幅広い層が活躍する様子が伝わってきて、素敵な会社だと思いました。しかも経歴・学歴を問わず、やる気と実力次第でチャンスをいただけるということもあり、ぜひ入社したいと思ったんです。実際に今、さまざまな業務をまかせていただけています。その一つがマグロの商品管理。マグロ・本マグロ・冷凍マグロ・大トロが1日にどれだけ売れているのか、販売先はどこか、仕入れ価格はどのように変動しているかを分析し、結果を上司や営業担当に報告する業務です。分析結果によって商品の売り方が変わるため、責任とやりがいを感じていますね。上司や先輩の期待に応えられるよう、今後も頑張りたいです。
やる気と実力次第で、平等にチャンスのある会社です。
河市水産の事務には「朝事務」「昼事務」「夜事務」の3部門があります。朝事務は朝から営業担当に付いて市場に向かい、伝票作成などのサポートをするのが主な仕事。昼事務は翌営業日の仕入れ入力がメインです。そして私が所属している夜事務は、在庫管理業務を主に担当。12時から21時まで、販売管理システムで在庫状況を把握・報告しています。朝・昼・夜のうちどの部門で働くかは、それぞれのライフスタイルを考慮して決められます。たとえば主婦の方であれば、早く帰れる朝事務・昼事務に配属されることが多いですね。私の場合は自宅が遠方で、早朝の電車がないため夜事務にしていただきました。出勤が12時だと、午前中に病院などの用事を済ませられて便利です。お休みも京都市中央市場のカレンダー通りにしっかり取れて、プライベートとの両立もバッチリできています。
入社して最初にまかされたのは、ハサミで用紙を切る、といった単純作業。3ヶ月くらいは簡単な雑務をこなしながら雰囲気に慣れていきました。緊張していたので、職場になじむ時間をいただけたのはありがたかったですね。実は先輩方とお会いするまで、ちょっと怖い雰囲気かもしれないと覚悟していました。卸売市場と言えば「荒っぽい男性たち」「大きな声」のイメージがあったからです。ところが当社の男性社員はみなさんとても紳士的で、良い意味で予想を裏切られました。加えて河市水産は、女性も力を発揮している職場でもあります。産休を取りやすい環境のためか、入社してからの7~8年、結婚を理由に退職した人は見たことがありません。役職に抜擢される女性もおり、みんな性別に関係なく活躍しています。やる気があれば平等にチャンスをもらえる環境で、一緒にチャレンジしませんか?「高校しか出てないし…」「経験ないし…」なんて思わず、飛び込んでもらえるとうれしいです。