スタッフインタビュー詳細

「頑張ってきたことは必ず役に立つ」を、仕事ぶりで体現したい。

長谷川 文子
業務推進課 清掃スタッフ
パート
“一生懸命”がお客様に伝わり、全国1位になれました。

もうすぐ、「後期高齢者」と呼ばれる年齢になります。あの言葉って、自分の年齢に近づくにつれ、なかなか聞き難くなるものがありますね(笑)。清掃の仕事をはじめて25年。以前、正社員として勤めていた会社では、敷地面積が兵庫県にある有名な野球場の2.5倍程もある大きな工場の清掃を取り仕切っていました。退職し、当社の求人に応募したときにはすでに67歳になっていましたが、正社員だった頃の経験を評価いただき、パートスタッフとして新たに働き始めました。
現在、大手ファストファッションチェーンの大阪にある旗艦店の開店前清掃を担当しています。そのお客様が毎年、全国の従業員の方へ向けて清掃満足度アンケートを実施されているのですが、おかげさまで、私の担当している大阪の店舗が1位をいただくことができました。一生懸命働いたことで、お客様にご満足いただけているのだとわかり、とても嬉しかったですね。一緒に働くスタッフが仕事への意識の高い方ばかりだったことも、1位という結果につながり、本当に恵まれた環境で仕事ができていると感じています。

キレイになったときの「やった!」は、25年続けた今も健在です。

当社で働くようになって、クリニックや不動産屋さんなど、日常清掃を担当したお客様から「うちで働きませんか」と直接雇用のお話をいただくことが何度かありました。丁重にお断りしましたが、この年齢になってもそういったお話をいただけるのは、ありがたいですね。嬉しいことに、当社社長からも「もうちょっとだけ、頑張ってください」と言っていただけているので、働けるうちは続けたいと思っています。
50歳目前にはじめた清掃の仕事。正直、ここまで長く続けられるとは思っていませんでした。正社員として勤めていたこともあり、大変なことはたくさんありましたが、今こうしてスキルを生かし続けられていることを思うと「頑張ってきてよかった」と胸を張って言えます。働き盛りの方には「仕事は、手を抜かずに頑張っておいたほうがいいですよ」と伝えたいですね。でも、あまり言い過ぎると、“古い”と言われてしまうかもしれませんけど(笑)。
私は、やっぱりこの仕事が好きです。終わったあとは、「ああキレイになった!」と、いまだに嬉しくなります。これからも引き続き、この達成感を積み重ねていきたいです。

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