実家が兼業農家を営んでおり、幼い頃から農業に興味を持っていました。将来的に家業を継ぐことを踏まえ、それまで農業に携われる仕事として「地元の農家さんと消費者の架け橋になろう」と、JAいるま野に入職しました。
兼業農家の家庭で育ったため、仕事で関わっている専業農家の方々がどういった点に苦労されているか、身に染みてよく分かります。だからこそ、とてもやりがいを感じると同時に、仕事としての面白さも感じています。
以前、農家さんが営農センターに持ってきてくださったネギを軟腐病であると診断し、薬の提案と、ほ場整備についてのアドバイスをさせていただきました。話を聞いた近隣の農家の方も薬を買いに来てくださって、地域的な改善につながったのは嬉しかったですね。
知識が増えるほど仕事の幅も広がり、成長を強く実感できます
農家さんと消費者の架け橋であることの面白さ
よき相談相手として農家さんをサポートし、ともに成長していけたら
私自身、農学部で農業に関することを広く学びましたが、農家さんのほうが圧倒的に知識量は多いです。ですが私たちは、市役所、埼玉県、全農などとのつながりがあります。そういったところからの情報を幅広く吸収できることが、私たちの強み。また、別の地域で仕入れた情報を適宜活用することも可能です。
気をつけているのは、常に第三者の立場でいること。あくまでも“農家さんのよき相談相手”としての立ち位置を崩さぬよう努めています。
この仕事に興味を持った方には、とにかく飛び込んでみることをお勧めしたいです。知識を増やせば増やすほど仕事の幅も広がっていくので、自分の成長を強く実感できる仕事だと思います。
社歴:3年6ヶ月