スタッフインタビュー

金融窓口を担当しています。入出金だけでなく、お客様の大切な資金を預かったり、老後の生活のために資金をどう殖（ふ）やすかを考え、プラスになる提案をさせていただいたりしています。具体的にはNISAとか投資信託とか、元本保証ではないですが税制優遇や金利の上乗せが出来る商品です。先輩方のやり方を学んだり質問したりして学び、いかに上手く、納得していただけるよう説明するよう努めています。大学時代から強く意識していることなんですが、人の失敗（成功）例を見て、「なぜ失敗（成功）したのか」を考え、知識を蓄えるよう努めています。そうすることで、先輩方に質問するときも「自分は、こう思うんですけど」と問題点を整理して尋ねられるようになったと思います。分からないことはメモしたり、先輩方が処理した伝票などをコピーさせてもらったりして仕事を覚えています。

お客様に「ありがとう」と言ってもらえたときは、うれしいですね。笑顔で気持ち良く接客できたときも、そうです。複雑な事務処理を一人で出来たとき、「少しは成長したかな」とやりがいを感じ、前向きな気持ちになります。学生時代は「やる限りは完璧を目指したい」という考えだったんですが、社会に出てからは、いきなり100％を指すのではなく、同じ失敗を繰り返さないようにしてまずは80～90％、そこから肉付けして限りなく100％に近づけるよう心がけています。その方が精神的にも楽なので。残業は、ほとんどありません。入社して半年間でも2、3時間ですかね。自分の自由な時間が取れますし、資格取得の勉強にも充てることが出来ます。地域密着型の仕事がしたい人、いろんな年代の人とかかわるので、そうした人と話すのが苦でない人なら、今の職場に向いていると思います。

共済窓口で、お客様対応をしています。メインは自動車共済や自賠責共済の手続きで、ほかに医療共済、終身共済などいろいろです。専門用語を覚えないといけないので大変ですが、とりあえず経験することが一番だと思い、お客様対応の回数をこなすよう心がけています。先輩が優しい方ばかりで、しっかりカバーしてもらえるので失敗を恐れずにトライできます。共済の手続きだけでなく、「今、何の保険に入っているか忘れた」とか「（加入中の）保険の内容を教えて」といった問い合わせも多いです。世間話をしに来るお客様もいらっしゃいます。お話が出来て私自身も楽しいですし、中には大量の野菜を差し入れしてくださる方もいらっしゃるんですよ。ほかに、夏祭りのイベントの企画・運営や「支店便り」を作ったりしています。

お客様から「農協の保険に入っていて良かった」と窓口で言ってもらえたときは、うれしかったですね。窓口対応で、お客様が笑顔になって帰られたときもそうです。「きちんと説明できたかな」「理解してもらえたかな」と思うこともしばしばですが、後になって苦情や問い合わせを受けたことはないので、それなりに納得していただいているのかなと思っています。まだまだ覚えないといけないことがいっぱいあるので、先輩方が使った資料をコピーさせてもらい、時間のあるときに読んだりして頭に叩き込んでいます。お客様にいろいろ記入していただかなければならない書類が多いので、自分で見本を作り、その通りに書いていただくような工夫もしています。金融業務ですが、堅苦しい雰囲気はありません。人見知りせず、フランクに話せる人なら大歓迎です。