就職活動のときに、学校の先生や雑誌を通じて泉屋を知りました。決め手になったのは、祖母が泉屋のお菓子を大好きだったと知ったこと。祖母を虜にしたお菓子の会社で働けたらいいなと思いました。新卒で本店に配属されて、半年ほどで新店舗オープンに伴い異動しました。その後も何度か異動を経験し、同じ店舗に戻ることも。気づけば店長を任されて、いつの間にか17年の月日が経ちました。
今は麹町本店で、私を含め3人のスタッフでお店を回しています。人数が少ないからこそ、日々のコミュニケーションはとても大事。お互いの体調や気持ちの変化にも気づけるよう、店長として意識して声をかけるようにしています。新人さんには、最初は必ず誰かと一緒に動いてもらいます。一人で任せるのは少しずつ。だから安心して挑戦していただきたいです。
祖母の好きだった味を、今は私が届けています
毎日様々な方がいらっしゃることですね。常連さんもいれば、SNSを見て初めて来てくださる若いお客様もいます。シンボルマークの浮き輪をかたどったクッキーにアイスクリームを挟んだ、夏限定の「リングターツサンドアイス」は話題になって、店頭でもよく注文を受けました。
お客様からいただいたアイデアを会社に伝える機会が月に一度あり、私たち従業員の意見が新商品の開発につながることもあります。働く中で自分の声が反映されるのは嬉しいですね。また自社商品を社員割引で購入できるので、家族や友人へのプレゼントに活用できるのもメリットです。
安心と成長の毎日が、ここに
所属:麹町本店
高校卒業後の進路で「人と接する仕事がしたい」と考えていた時、泉屋を見つけました。老舗ということでハードルが高いのかなと不安もありましたが、実際に見学へ行ってみたらスタッフの皆さんがとても気さくかつ温かく迎えてくださって。「あ、ここなら安心して働けそうだな」とホッとしたのを覚えています。
お菓子の知識も接客ノウハウもなかったのですが、入社後の丁寧な研修で少しずつできることが増えていきました。先輩が優しくて、困った時もすぐに相談できる環境なのがありがたいです。見学時に覚えた安心感は、やっぱり間違っていなかったなと思います。今もその人間関係が、仕事を続けていく上で大きな支えになっています。
現在は麹町本店で、販売職に就いています。早番と遅番で少し業務は異なりますが、開店・閉店準備や納品整理、接客などが主な仕事。また検品、お客様のご要望に応じた包装やラッピングも行います。以前は百貨店の店舗に配属されていましたが、昨年異動してきました。本店は会社関係の方のご利用が多く、当日「これを30個お願いします」と注文が入ることも。最初は驚いたものの、今ではそうした状況にも慣れてきて、臨機応変に対応できるようになったかなと思います。
一番うれしいのは、おすすめした商品を実際に買っていただき、「とても美味しかった」「また来ますね」と声をかけてもらえた時。リニューアルされたねこ缶クッキーは特に反応が良くて、お客様の笑顔を見ると私まで嬉しくなります。
所属:麹町本店
役職:店長