センター長は、配属されたセンターの売り上げにおいて責任を負う立場です。主な業務は、1年間の売り上げ目標の設定やそのための方針作成、安全対策など。現在、私が特に力を入れているのが、個人配送を請け負ってくださっているパートナー企業との連携です。特に、私が所属するセンターでは約7割がパートナー企業のスタッフ。安全運転や接遇などにおいてテーマを設定し、積極的にセンター運営に関わっていただいて、一緒にセンターをつくっているという意識を持ってもらえるよう働きかけています。
組合員様の出資で成り立つ組織だからこそ、地域の皆さんは生協というブランドに対して期待をかけてくれています。そのため、私はスタッフに対して、身だしなみ・言葉遣い・挨拶を徹底し、どなたが見ても「さすが生協」と想っていただけるよう努めています。また、さまざまな宅配サービスが進出するなかで、毎週同じ担当者が組合員様に商品をお届けする。関係性の築きやすいこのスタイルこそが生協の強みです。一方で、何度もお会いする関係だけに、ときには地域の方から厳しいご意見を頂くことも。どんな意見も誠心誠意受け止め、日々のサービス向上に役立てています。
スタッフが地域の方からご意見を頂いた場合、私は原因の掘り下げを行います。ちょっとした不注意だったのか、あるいはプライベートで精神的に辛いことはないかといったことまで、しっかりと話し込みます。一見、手間のように思われるかもしれませんが、私が諭して終わりという形では、スタッフ本人に気づきを与えることができず、行動の根を摘む対策が取れません。スタッフの目線で現状を捉えて話し込み、自ら解決方法に気づいてもらう。そのような教育方法はセンター長になってから学ばせてもらっています。
自分のマネジメントがセンターの結果に直結する、その状況を肌で感じられるところがやりがいです。私はセンター長になってまだ間もないですが、センター長の先輩方を見ていると、学ぶべきことがたくさんあります。たとえば、駄目なことは駄目とはっきり伝えてあげること。そして、センターのスタッフをよく見ること。元気のないスタッフがいれば、「何かあったの?」と積極的に声をかけるなど、気遣いのできるセンター長になっていきたいです。
どんなときでも前進できる方ですね。目標・目的があって、しっかり自分のキャリアを想像できている方、物事を積極的に捉えて、失敗をおそれずに動ける方を求めています。私はセンター長の立場ですが、部長からは「失敗してもかまわないから思ったことをやってみな」と大きな器で支えてもらっています。チャレンジをさせてもらいながらも、しっかりと見てくれている先輩がいる環境は、「自分自身の手で大きな仕事を成し遂げたい」という想いのある方にぴったりだと思います。
2010年に入協。5年間配送スタッフとして活躍した後に、営業部へ。その後、持ち前のコミュニケーション力を活かして、2017年には副センター長、2018年にはセンター長に昇格。着実にキャリアアップを重ねる期待の若手職員。
AM
出勤・全体朝礼
営業部との打ち合わせ
センター内での実務・パソコンにて集約関係や資料作成
副センター長との打ち合わせ
PM
全体昼礼
センター内での実務・電話対応や資料作成
退勤
インタビュー:2019年2月