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村上拓希
新卒採用

進路指導のプロとして生徒の頑張りを後押ししたい。

【PROFILE】
中学校時代は生徒、大学時代は非常勤講師として、イングに通った経歴を持つ。新卒時は銀行に就職するも、そこで教育に携わる仕事のおもしろさを再確認。翌年、イングに転職した。現在は河合塾マナビス 千里中央校で、生徒の進路指導にあたっている。

村上拓希 配属:河合塾マナビス 次長
新卒採用スタッフ紹介
中学校時代に感じた講師の情熱に導かれ、教育の道へ。
私がイングと出会ったのは中学1年生のときです。当時は生徒として授業を受ける側でしたが、先生方の授業に込められた情熱は、たいへん印象的に映っていました。クラス授業でありながら生徒の個性をしっかりと認め、一人ひとりに対して「成績を上げるぞ」という強い意志が向けられていることを実感できたのです。

イングで過ごした3年間は、大学に入ってからも色あせることはありませんでした。今度は自分自身が一人ひとりを認める教育に携わりたい。その一心で4年間、英語の非常勤講師として教壇に立ち続けました。大学を卒業後、就職したのは銀行でしたが、そこで子どもたちと関わる仕事のやりがいを思い返し、翌年転職。慣れ親しんだイングでの新たなチャレンジが始まりました。
生徒のサポート役を極めるべくアドバイザーに。
大学時代と同じ講師という選択肢もありましたが、私が選んだのはイングがフランチャイズ契約を交わす河合塾マナビスのアドバイザー。予備校講師による映像授業のカリキュラム作成、個別の面談などを通じ、生徒の学びを後押しするポジションです。講師の立場で、教科指導と進路指導を両立させることの難しさは、非常勤の頃から感じている部分でした。それなら思い切って、進路相談のプロを目指そうと考えた末の決断です。

現在は河合塾マナビス 千里中央校に勤務し、約40名の高校生を担当しています。仕事の中心になるのは面談の準備。生徒の希望や関心、実力などをもとに、徹底的にリサーチをかけています。いまやインターネットで膨大な受験情報を入手できますが、多忙な高校生がそれらを取捨選択するのは簡単なことではありません。そこで、我々アドバイザーが本当に必要な情報のみをコンパクトにまとめ、効率的に進路を考えられるよう努めています。
何よりも生徒を認める姿勢が大切です。
アドバイザーとして心がけているのは、とにかく生徒の考えを聞き、認めることです。的確なアドバイスを送るためには、一人ひとりの志向をきちんと理解する必要があるからです。生徒の話を引き出そうとすると、接し方も重要になってきます。生徒それぞれの性格、置かれた状況に対応できるよう「部活をやっていたあの子は、このタイミングで受験勉強を始めたから、今度の子には…」というように、経験値も生かして面談に臨んでいます。

教室での生徒の姿、希望進路などについては、保護者の方にきちんとお伝えするようにしています。成績向上や志望校合格といった目標は、親子間でビジョンが共有できていないことには、実現が厳しい面がありますから。思春期ということもあり、自らの考えを親に語りたがらない生徒が少なくないぶん、「そんなこと、考えてたんですね」と感謝されることもしばしば。親子の橋渡し役を務められることも、この仕事の醍醐味のひとつです。
映像授業だからこそ、フォローはしっかり。
映像授業の難しさは、模試やテストの結果という形でないと、なかなか生徒の頑張りが見えてこないところにあると思います。そのぶん、大切にしているのが、結果に対するフォローです。たとえば、学校で実施された模試の復習。ただ「やり直しておきなさい」では終わらずに、対策が必要な箇所を細かく洗い出し、まずは何が分かっていないのかを分かってもらうようにしています。

模試の例にもあるように、普段、学校では提供できないような一人ひとりに合わせた進路指導を実現できるのが、マナビスの強み。日頃から本人の希望と実力を把握しておき、「こんな選択肢もあるよ」と、より突っ込んだ情報を提示することも大事だと考えています。そういった働きかけの末に、合格を勝ち取った生徒から喜びの声をもらったり、普段は感情を表に出さない生徒に感謝の手紙を渡されたりすると、思わず涙することもあります。
若手がのびのび活躍できる職場です。
イングの特長のひとつに、若手活躍の機会が多いことが挙げられると思います。社歴によって活躍の場が制限されることはなく、むしろフレッシュな考えを歓迎する社風です。昨年、マナビス部門の社員を集めたプレゼンテーションのコンテストに参加したのですが、そこでは先輩、後輩の垣根を越えた本気の勝負が繰り広げられました。授業で培った雰囲気づくりが生きたのか、結果的に1位を獲得できたことも良い思い出です。

私自身、この4月からは現在勤務する千里中央校の校舎長に着任することが決まっています。生徒数の多い校舎だけに、これまで以上に一人ひとりに対する目配せを欠かさず、スタッフ一同が校舎としての目的意識を共有することで、生徒が塾に来ることを楽しいと思える環境を築き上げていきたいです。