可燃ごみの焼却にかかわる業務です。
主な業務は3つ。
・焼却業務
搬入後貯蔵された可燃ごみをクレーンで攪拌(かくはん)して均質化し、焼却炉へ投入し焼却します。
・施設内の巡回・機器の点検業務
ごみ焼却施設が正常稼働するよう定期的に施設を見回り、機器類に異常がないかを点検。稼働に関するトラブル発生を予防します。
・中央制御室での監視業務
ごみ焼却の過程でダイオキシンなどの有害物質が発生しないよう、燃焼状況をモニター監視し最適な燃焼状態の維持、環境基準の順守及び安全管理に努めます。
事業内容
焼却施設運転(設備管理)
整備業務
施設稼働時や巡回・点検時に機器の不具合やトラブルが発生した際、溶接など簡易修理を行う業務です。そのほか、当設備の機器に合わせた治具の作製や機材等の保守・メンテナンス業務もあります。
受け入れ案内(プラットホーム)
ごみ収集車ならびにごみの搬入にいらした地域住民の方の車を、指定の場所へ安全にご案内します。また、焼却できない物や産業廃棄物といった受け入れ禁止物の確認、プラットホームの清掃作業なども行います。
計量・受付
メインの業務は、ごみ搬入にいらした方の受付・料金徴収です。
施設の窓口であるため、気持ちよくご利用いただけるような対応を行っています。
手選別作業
再利用が可能な資源ごみを仕分けリサイクルできるように中間処理を行う作業です。
機械での選別ができない資源ごみ(例えば、食品トレーなどのプラスチック類やビン、カンなど)がベルトコンベヤーで流れてくるので、人の手で選別します。SDGsへの貢献度が実感できる業務のひとつです。
事務
スタッフの勤怠管理や経費の精算業務、電話応対や来客対応など、定型業務を中心に行います。
その他
上記業務以外にも、私たちが施設全体の管理を任されている現場では、≪ボイラー・タービン主任技術者≫や≪電気主任技術者≫を選任配置するケースが増えてきています。
また、全国に多数ある環境プラントでは≪焼却灰の運搬車両の運転≫≪最終処分場の管理≫≪焼却灰を資源物に変える溶融施設での作業≫など、様々な業務が行われています。
専門的な経験や資格が求められることもありますが、働きながら実績を積み重ねていきましょう。
資格を取得すれば、担当者として活躍する道も開かれます。