子どものころからバスが好きで、どこに行くにも市バスを利用。バスの一番前の席に座り、 運転士さんをかじりつくように見て、自分が運転しているかのような気持ちになっていました。一番前に座れないような満員なら母親に無理を言っては、次のバスに乗り、運転士さんのハンドル捌きやギアチェンジを、窓の外の流れゆく景色を存分に堪能するほどバスが大好きだったのです。大きくてカッコいいのに、とっても親しみやすい存在。いつかは運転したいという想いをずっと抱いており、念願が叶い、知人の伝手で自動車学校の送迎運転士の職に就くことができたときは本当にうれしかったです。そこで8年間勤務した後、多種多様なバスを所有し、私のなかでは「バスといえば神姫トラストホープ」と思っていた当社へ転職しました。
大きくてカッコいい。けれど親しみやすい。そんなバスのような存在を目指します。
高橋 育生
学習塾生徒送迎バス運転士(車両部門)
「バスといえば神姫トラストホープ」憧れだったバスの運転士として、さらにスキルアップするために転職。
バスを運転すること、それはたくさんの人の命を預かること。安全運転が第一です。
現在は、学習塾に通われている生徒さんの送迎を担当しています。日々心がけていることは安全な運転です。お迎えに来られている保護者の方に「お迎え、お疲れさまです!」とお声かけし、「ありがとうございました!」の言葉をいただくと「今日も無事に送り届けられた」とホッと胸を撫で下ろします。やりがいは、塾の先生や生徒さんに満足していただいていることを実感できたときで、特に強く印象に残っているのが、ある年の卒業シーズン、一人の生徒さんがバスの降り際に「今日が最後の塾でした。おっちゃん、3年間ありがとう!」という言葉をくれたことです。生徒さんとは日ごろ言葉を交わすことがほとんどないだけに、そんなことを思っていてくれたのかと驚いたとともに大変感激しました。そうした感謝の言葉をやりがいに、お客さまからも会社の仲間からも「この人に任せておけば大丈夫」ともっと信頼していただけるよう、しっかりとハンドルを握っていきます。