スタッフインタビュー

私が介護職員になったきっかけは、幼少時の大きなケガです。約1年間の入院中、看護師さんやお医者さんにお世話になった経験から、将来は人に奉仕できる仕事がしたいと思うようになり、介護士の道を選びました。

大学では福祉系の学科に進み、卒業後は新卒で介護施設に入職。しかし、ひとつの施設しか知らないことに不安を感じ、キャリアの幅を広げたいと思い転職を考えました。プライベートでは結婚し、子どもが生まれたため、自宅から近い場所で新しい職場を探し、当施設に入職しました。

現在は介護主任として、通常業務に加えて介護職員のマネジメントも担当しています。
介護職員の主な業務は、利用者様の生活介助です。具体的には入浴介助、排せつ介助、食事介助が中心で、これらの介護業務を通じて利用者様の生活基盤を支えています。

前職は理学療法士として、病院で3年間勤務していました。病院では急性期から回復期にかけてのリハビリを担当していましたが、介護施設のリハビリは利用者様の機能維持が中心。今の自分にとって新たな発見や学びが多く、充実しています。

機能訓練指導員の仕事は、対象者一人ひとりの体の機能を評価して日常生活動作（ADL）を確認、その方に合った運動プランを立てています。計画書はケアマネージャーを中心に、看護師や介護士など各職種が連携して作成するため、多職種間のチームワークが重要です。

この施設はどこもキレイで清潔感があるので気に入っています。施設の南側には屋上庭園があり、ときどき利用者様を連れていってあげたり、そこで機能訓練を行ったりしています。
また、職員同士の人間関係も良く、プライベートで同年代の職員と遊んだり、飲みに行ったりして仲良く過ごしています。

はじめは技能実習生として3年間日本で働きました。その後、一度故郷のインドネシアに帰って看護の大学に通い、再び日本に戻りました。その際、桑の実園で働いていた知人から「日本に戻ってくるなら一緒に働きましょう」と誘われたんです。それがきっかけで当施設に入職しました。知人がすでに働いていることで、仕事の面で何かわからないことがあっても大丈夫かなと、安心できましたね。

桑の実園では私のほかにも多くの外国人スタッフが働いているため、環境的にとても働きやすいです。また、介護福祉士の資格取得に向けたサポートがあり、外国人の場合は日本語の勉強や介護に関する専門用語も教えてもらえます。そのおかげで、私も介護福祉士の資格を取得することができました。

職場の仲間は国籍関係なく優しく、特に先輩職員が「わからないことはない？」と声をかけてくれるので、安心して仕事ができています。もし、介護の道に進みたいと思っている外国の方がいたら、ぜひ桑の実園に入ってほしいですね。私も精一杯応援します！