vol.

01

長手 遥香

老健そねざき

2018年入職

作業療法士

関わる方の人生を左右する仕事。
ご入居者様に、
しっかりと寄り添いたい。

Interview

  • QESTION
    平成福祉会へ入職したきっかけを教えてください。

    梅田に介護施設!?
    面白い立地に惹かれて、入職。

    実家が京都なので、以前は京都にある脳外科専門の個人病院で4年間、作業療法士の仕事をしていました。ずっと介護施設で働きたいという想いがあったのですが、梅田で施設の立ち上げがあるという話を聞いて、こういう職業で立ち上げに関わることは滅多にないので、ぜひ参加したいと思ったのが応募のきっかけです。
    面接では施設長から、梅田にこうした大規模な介護施設が建つというのは珍しくて、ご入居者様の家族の方も来やすい立地だというお話を聞き、街の真ん中に建てるのが面白いなぁと思い、京都から通ってでも働いてみたいと思って転職を決めました。

    今は新しい施設の準備を進めながら、特別養護老人ホーム「平成みなと苑」でリハビリの仕事に携わっています。ご入居者様の体力や生活に合わせ、機能の維持や回復が目的のリハビリです。今まで病院では、看護師さんや医師が中心でしたが、施設では介護士さんがメインになります。ご入居者様と一日一緒におられるので、夜の状況をお聞きしたり、体調はどうか、介護する側で困っていることがないかを聞いて、目標を決めます。例えば、介護士さんから、トイレに移乗するときに困っていることがあると聞くと、わかる範囲でアドバイスをしたり、話し合う機会をできるだけ作るようにしています。

  • QESTION
    仕事のどういった部分にやりがいを感じますか?

    この仕事でうれしいのは、
    ご入居者様の「できること」が増えたとき。

    同じ作業療法士の仕事でも、病院と施設のやり方や考え方は「治療」と「療養」という部分で全く違ってきます。正直、最初はその違いに戸惑うこともありました。病院は治療がメインで、家に帰るために治療と並行してリハビリをしていたのですが、施設ではその方の生活リズムや生活習慣にそって進めていきます。「これぐらいがいいのかな」「どこまで踏み込んでいいのかな」と悩むことも多々あります。今回、一緒に入ったスタッフも病院を経験してこちらに来ているので、病院と施設のやり方でギャップに思うことを話し合ったり、どのように対応しているかを聞いたりしています。

    この仕事で難しいと感じるのは、少し大げさかもしれませんが、関わる方の人生を左右する部分だと思うので、ご入居者様としっかり寄り添っていきたいと思っていて、こちらから提案するのもひとつですが、お話をじっくり聞くのもひとつ。お互いに納得する形で進めるのが大事ですが、そこがやはり難しいところです。
    逆に仕事の魅力は、ご入居者様のできることが増えることで、ベッドから車いすに乗り移るときの介助が減ったり、一人でできるようになったり、できることが増えると達成感があります。ご入居者様とも目標を決めて、今何に困っているか、何がしたいかを聞きながらリハビリをしています。

  • QESTION
    今後の目標を教えてください。

    1人でも多くの方が在宅生活に戻っていただけるように支援をする(在宅復帰率向上)

    ご入居者様が安心して在宅に帰ることができるように、入所時から在宅を意識したリハビリを実施しています。また身体機能だけでなく家屋調査を行い、在宅環境等も把握しながらリハビリを進行しています。
    在宅復帰にスムーズな移行ができるように、短期集中的にリハビリができる加算等を取り入れ、また生活の中でもリハビリができるように多職種と連携しリハビリの機会を増やしていただけるように努めています。
    さらにデイケアを利用される方もいらっしゃるので、入所時だけでなく在宅に帰られてからも引き続きリハビリを受けていただけるために長期的なサービス提供が可能です。1人でも安心して在宅に帰ることのできる方が増えるように努めています。

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