まずは新入社員研修を受講(トータルで1週間程度)。就業規則やコンプライアンスなどの研修を受けます。同時に、ホンダの業務支援システム「e-Dealer」の使用方法についても学びます(3日間程度)。
その後は配属先で実務研修を受けながら、各種業務を習得していきます。
入社後の流れ(職種共通)
営業スタッフの場合
営業経験問わず、まずはホンダ独自の実務やノウハウをOJTメインで学習。先輩スタッフの商談やお客様宅への訪問に同席します。
そして、入社から1、2ヶ月ほど経った段階で、ホンダの研修施設で行われる合同研修に参加(3日間程度)。接遇から商談までホンダ独自の営業方法を基礎から学びます。
その後は引き続き現場で知識と経験を身につけていき、ひとりでお客様宅へ訪問するようになるのは、早くても入社から3ヶ月後。しっかり業務を覚え、自信をつけてから独り立ちできるので安心してください。
営業の仕事において必要となる資格は「損害保険募集人」および「中古自動車査定士」です。日々の実務を覚えながら資格取得を目指します。
また、営業スタッフには月間および年間の販売台数目標があり、達成に向けて業務にあたります。実績は歩合給として給与に反映。さらにチーフ、主任、課長、店長と職位を上げるための評価にもつながります。なお、販売目標を達成できなくてもペナルティはありません。
なお、営業スタッフ・サービススタッフ共にフォローアップ研修などが随時行われるため、知識をアップデートする機会があります。
サービススタッフ(整備士)の場合
車両整備に関して無資格・未経験で入社した場合は、実務経験を積みながら国家資格「3級自動車整備士」の取得を目指します。
毎週土日のいずれかに外部講習を半年ほど受け、必要な技術を習得した入社2年目以降から国家試験を受験。合格すると資格手当がつくようになります。講習や受験(2回まで)にかかる費用は会社負担です。「手に職をつけて働きたい」という方をしっかりバックアップします。
サービススタッフの場合、業務に関連する資格が多数あります。整備経験者もホンダ独自の技術をOJTで学びながら相応の資格試験に挑戦。3級自動車整備士を取得済みの場合、ホンダ独自の認定資格「SE3級」の受験資格が得られます。
取得ごとに業務の幅が広がり、資格手当もつきます。上位資格は国家資格なら自動車整備士2級・1級、ホンダの認定資格なら2級・1級・HMSG。資格を取得していくとスキルも収入もアップします。
ほかにも自動車検査員(国家資格)、保証修理判定員、クレーム判定員(ともにホンダ認定資格)などのさまざまな資格があり、受験費用(2回まで)は会社負担です。サービススタッフは主任、チーフ、工場長を目指すことができ、職位が上がるごとに役職手当がつきます。