スタッフインタビュー詳細

一つでも笑顔の多い毎日を、一日でも長く。

A社員
特別養護老人ホームやぐるま苑
2007年入職
介護職
入居者様や職員との時間は、子育て奮闘中の良い気分転換でした。

介護職をはじめたのは、末っ子が幼稚園に上がったころ。スキマ時間を活用しようと、両親の老後に備えてヘルパー2級を取得したのがはじまりでした。ちょうどそのころ、近所にある当法人のグループホームで求人があり、パートで入職。1日3時間、週数回だけの出勤でしたが、子育ての慌ただしさから離れるこの時間は、私にとって良い気分転換でもありました。入居者様や職員に「ありがとう」と言われることも、仲間と協力することも、家事と育児ではなかなか味わえないよろこびだったんです。子どもが成長すると土日や夜も働けるようになったので、入職から7年ほどで正職員になりました。2015年には現在の『やぐるま苑』に異動。オープニングスタッフとして施設の立ち上げに携わりました。自宅からは離れましたが、車通勤ができるので苦にはなりませんでしたね。3人の娘たちも、今ではみんな社会人。無理のないシフトで働けたこと、母の協力、そして働く楽しさがあったから今日まで続けられたのだと思います。

勤務地も働き方も、職員の希望を大切にしてくれる法人です。

はるかぜ福祉会には特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスとさまざまな種類の施設があります。職員の得意分野や性格に合った施設への異動も希望できるため、より自分らしい環境で働ける点は強みです。働き方についても「休みをしっかり取って趣味を楽しみたい」「仕事を頑張ってキャリアを積みたい」「短時間勤務で家庭と両立したい」といった職員の希望を大切にしてもらえます。私も最初は子育て優先で働かせてもらい、子どもの成長に応じて正職員にシフトしました。当法人では幅広い年代・ライフステージの職員が活躍しているので、おいくつでのスタートでも心配いりません。年上の後輩もいれば年下の先輩もいる環境で働いていると、仕事以外の面でも新たな発見がたくさんあります。娘と同年代の職員と話して「うちの子も同じことを言っていたわ」と親しみを覚えたり、シニアの方が元気に働く姿を見て健康について考えたり、入居者様の人生経験から勉強させてもらったり。年上の方からも年下の方からも学ぶことが多く、世界が広がりました。

暮らしの中にあるよろこびや楽しさを、入居者様や仲間たちと共有したい。

介護はゴールも正解もない難しい仕事です。多種多様な仕事がある時代ですから、介護以外にも魅力的な職業はたくさんあると感じるかもしれません。しかしはるかぜ福祉会には、私を含めて「介護が好き」だと話す仲間が数多くいます。挑戦さえしてみれば、同じ気持ちになってくださる方も多いはずです。私はこれからも入居者様との人間同士のつながりを大切にし、暮らしの中でのよろこびや楽しみを一つでも多く共有したいと考えています。「楽しかったね」「おいしかったね」「良い日だったね」「ありがとう」の言葉が飛び交う時間が一日でも長く続くように、チームで介護に向き合っています。その思いは、新しい職員さんに対しても同じです。指導のときは「今日はこれができたね」「よかったよ!」と達成感を共有するよう心がけています。入居者様とも、職員さんとも末永くお付き合いしたい。それが私の目標です。感染症が落ち着いたらお祭りやイベントも再開し、楽しい思い出をたくさん作りたいと思います。

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