もともとお肉が大好きで、以前に働いていたアルバイト先も焼肉店。好きを活かして当社に入社すると、思った以上にさまざまな品種や部位の商品があったので少しでも早く特徴を覚えられるように、勤務時間が月100時間を超えたスタッフに1kgのお肉が支給される制度や社割を利用して、たくさんの商品を試食しました。初めて食べる部位の中でも好きになったのは、トンビと呼ばれる肩回りの部分。赤身であっさりとしていながら、噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。
これまで知らなかった牛肉の魅力に気づいたことで探求心に火が付き、ついにお肉の製造知識や等級の見分け方などについて一定の知見を持つことを証明できる「お肉検定」を受講し、1級に合格するほどまでに詳しくなりました。当社の商品であれば、切り方を見ただけで部位の種類もわかります。目や舌でたくわえた知識は、お客様への接客に生きており、「あなたにお勧めしてもらったお肉がおいしかった」とおっしゃっていただけると努力が報われた気持ちになります。
最近では、お肉の特徴だけでなく、各部位がどういう料理に適しているかをお伝えするため、自分で調理して試しています。たとえば、定番料理である肉じゃがには、脂身の少ない赤身の切り落としが最適です。お客様がこれまで以上にお肉を楽しんでいただけるように、これからもできることを探していきます。
食肉のプロとして身につけてきた知識と気遣い。奥深く楽しいお肉の魅力をお客様にお伝えしています。
お客様にお肉をもっと楽しんでいただくための伝え方を工夫しています。
お一人おひとりに寄り添う接客を心がけ、お得意様の数を増やしていきたい。
私が働く「あべのハルカス近鉄本店」には、ありがたいことに足しげく通っていただけるお得意様がたくさんいらっしゃるので、少しでもお買い物がしやすいように購入する商品の傾向を把握しておき、「いつもの」とおっしゃられても対応できるようにしています。もちろん最初からできたわけではなく、先輩たちの助けを借りながらお得意様のお名前や好みをメモに取り、お一人おひとり覚えていきました。時間の経過とともに、お客様も私のお名前を覚えてくださり、お買い物で通り過ぎられる際もあいさつしてくださるので、仕事の励みになっています。
接客においては、当店で一緒に働く大先輩を参考にしています。長年目標としている人で、物腰がやわらかく説明も親切で、会話量も豊富と3拍子揃っており、近鉄百貨店側が館内で好感度の高いスタッフに贈るゴールドバッジを当社で初めて手にしたのも、その先輩です。同じようになるにはどうすればいいかを考え、先輩の働く姿を観察しながら、会話の仕方や接し方を学んでいったことで、私もゴールドバッジをいただけました。
近年はインバウンドの隆盛もあり、外国の方の購入も増えています。少しでも自分の言葉で商品の魅力を説明できるように本で英会話を学び、ある程度英語でも接客できるようになってきました。大先輩の背中を追いかけながら、いつかは自分も後輩の見本となりたいと努力を続けています。
2012年入社