スタッフインタビュー

肉好きなスタッフが集まる熱気あふれる職場。働くと成長意欲を刺激されます。

安部 仁志
販売事業部 部長
あべのハルカス近鉄本店 店長
1999年入社
肉の専門店での仕事は、何十年経っても研鑽を重ねられます。

「あべのハルカス近鉄本店」のオープンより、店長として従業員たちをまとめています。学校を卒業して少しのアルバイト生活を経て「牛長」に就職しましたので、勤続も20年を超えました。最初は当然わからないことばかりでしたが、接客や肉の知識、肉を切る技術などが身についていくとやりがいを感じられるようになり、どんどん仕事が楽しくなってきました。

特に肉をカットする技術は職人技と呼べるほど奥が深く、長年従事してきた現在でも、技術向上の余地が見えてきます。その作業は苦にはならず、どれだけ素早く肉の筋を取れるか、肉や脂身にどの角度で包丁を入れるか、肉の断面をどこまで美しく魅せられるかなど、技を突き詰められるところがこの仕事の面白さといえます。また肉は、包丁を入れる回数や手でふれる時間も味に影響を与えるため、出際の良さも技術のひとつです。よりおいしい肉をお客様に召し上がっていただくためにも、カットの品質とスピードの追求に終わりはありません。

食肉のプロとして身につけてきた知識と気遣い。奥深く楽しいお肉の魅力をお客様にお伝えしています。

種谷 幸枝
販売事業部 主任
2012年入社
お客様にお肉をもっと楽しんでいただくための伝え方を工夫しています。

もともとお肉が大好きで、以前に働いていたアルバイト先も焼肉店。好きを活かして当社に入社すると、思った以上にさまざまな品種や部位の商品があったので少しでも早く特徴を覚えられるように、勤務時間が月100時間を超えたスタッフに1kgのお肉が支給される制度や社割を利用して、たくさんの商品を試食しました。初めて食べる部位の中でも好きになったのは、トンビと呼ばれる肩回りの部分。赤身であっさりとしていながら、噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。

これまで知らなかった牛肉の魅力に気づいたことで探求心に火が付き、ついにお肉の製造知識や等級の見分け方などについて一定の知見を持つことを証明できる「お肉検定」を受講し、1級に合格するほどまでに詳しくなりました。当社の商品であれば、切り方を見ただけで部位の種類もわかります。目や舌でたくわえた知識は、お客様への接客に生きており、「あなたにお勧めしてもらったお肉がおいしかった」とおっしゃっていただけると努力が報われた気持ちになります。

最近では、お肉の特徴だけでなく、各部位がどういう料理に適しているかをお伝えするため、自分で調理して試しています。たとえば、定番料理である肉じゃがには、脂身の少ない赤身の切り落としが最適です。お客様がこれまで以上にお肉を楽しんでいただけるように、これからもできることを探していきます。

お客様との関係づくりが仕事の面白さ。先輩たちの姿を見て、営業のあるべき姿勢がわかりました。

荒山修也
営業部  
2018年入社
『牛長』の営業は、工夫次第でどんどん面白くなります。

私は『牛長』に入社後、1年ほど販売スタッフを経験して、現在は営業として働いています。その日の注文書に応じて当社工場より必要な商品をピッキングし、1日に4~5件ほどのお客様先へ配達するというのが主な仕事の流れです。3ヵ月のOJTが終わり、先輩よりお客様を引き継いだばかりなので、まずは信頼していただけるように迅速・丁寧な納品を第一に行動しています。

まだまだ不慣れな部分も多いですが、効率的な納品方法やお客様との関係づくりを考えることに面白みを感じています。関係を発展させるためには、会話が重要です。商品を納品して終わるのではなく、少しでもコミュニケーションを取るように心がけ、お話しする際には意識してお名前で呼ぶことで、親近感を抱いていただけるように工夫しています。

そういった努力をコツコツと続けた結果、先方からお声をかけていただける機会も増えてきました。お客様とのお付き合いは始まったばかりなので、これを励みに深い関係を築いていきたいと意欲に燃えています。