家で事業を営んでおり、私はその手伝いをしていました。非常に忙しい毎日を送っていましたが、少し余裕が生まれて他にも何かやってみたいなと思った時にチラシを見たのが、学研教室との出会いです。子どもたちの考える力を育み実践を重んじるというスタイルに共感し、思い切って申し込みました。
小学校教諭の資格は持っていたものの、実際に指導したことはなく未経験からのスタート。でも学研本部の方が丁寧にフォローしてくれたため不安はありませんでした。学校の先生のように一斉授業で前に立つのではなく、子どもたちと楽しみながら進めるというイメージだったので、期待感のほうが勝っていました。
自己肯定感を養うようにしています
現在は週に4日、開室しています。最初は週2日でしたが、慣れるにつれて徐々に増やしました。自分のペースで決められるのはメリットですね。
子どもたちには「自分は素晴らしい存在なんだ」と思ってもらいたいと考えています。お家では叱られることも多いかもしれませんが、教室では受け止めて、個性や素晴らしさを認め伸ばすよう心がけています。嬉しいのは、教室を卒業した子どもたちが今でも訪ねて来てくれること。「就職が決まったよ」「引っ越すことになりました」「成人式の帰りに寄るね」など何かあれば顔を出してくれる子どもたちは、ずっと私の宝物です。
3年頑張ればきっと未来が開けてきます
前職:生花店スタッフ 指導経験:なし
幼少時から勉強することが好きで、この楽しさを一人でも多くの子に伝えたいと思ったのが始めたきっかけです。
この仕事のメリットは多々ありますが、特に自分のペースで進められる点、自宅にいられる点が気に入っています。子どもが2人いるので、下校したときに「おかえりなさい」と迎えられるのはいいですよね。我が子も教室に週2回来るため、帰宅後すぐ勉強するというのが自然に習慣づきました。また親が楽しく働いている姿を見せることで、娘たちの将来の希望も湧いてくるのではないかと思っています。事実、それぞれ「学校の先生になりたい」「幼稚園の先生になりたい」と教育に関わる夢を口にするようになりました。
教室では、楽しい気持ちで帰ってもらうことを意識しています。テストなどのあとは、ハロウィンやクリスマスといったお楽しみ会を開催しご褒美に。勉強する場が楽しい所であり、お友達との関係を深める場所でもあると認識してほしいですね。地域性なのか勉強好きな生徒が多く、小学校・中学校受験をする子も多いです。
教室を開こうか考えている方に伝えたいのは「3年は頑張って」ということ。これ、実は私も先輩の先生からアドバイスしてもらったんです。当教室も最初は生徒がなかなか集まらず苦戦しました。でも子どもたちと向き合うのは楽しかったので、副業をしつつ真摯に取り組んでいたら2年ほど経った頃クチコミで生徒が増えるようになりました。最初は不安かもしれませんが、きちんと取り組んでいれば必ず結果は返ってくると思います。
「教室がないならつくってしまおう」それがきっかけ
前職:主婦 指導経験:なし
子どもが3人いて、一番上の子が学研幼児教室に通っていました。小学校3年生までしか通えないため、別の教室を探したところ近所にはなかったんです。「ないなら、自分で開いてしまおう」と思ったのが、開室の理由です。他の学習塾とも比較し面接を受けたところ、学研教室が一番真摯に疑問へ答えてくれ、やはり信頼できると感じました。
我が子は3人とも私の教室に通っていましたが、長男は高校生になったため卒業。今はアシスタントとして生徒に勉強を教えてくれています。そういったことができるのも、自分が教室を開いているからこそ。息子の頼れる姿を見て、ちょっと誇らしい気持ちです。
教室では、最後まで諦めずにやり遂げるよう声掛けしています。時間がかかる方法ですが、へこたれずにやりきったときは必ず身につくものがあるし見えてくるものもある。つまずいてしまった際には「目標はなんだったっけ?」とたずね、自ら思い出し自ら気づいた上で取り組んでもらうようにしています。そういった取り組みが功を奏したのか、2023年の学力診断テストでは満点を取った子がいました。他の子も好成績を収めてくれ、子どもたちはもちろん、私の自信にも繋がりました。
現在の目標は、中学生になってもそのまま続けられる学習環境づくり。少しずつ中学生も増えて来ているので、継続的に学習をサポートし、社会に出る上で必要な力も養うようフォローしたいです。
前職:自営業 指導経験:なし