鋼材加工を通して毎日自己研磨をしたい

前職も同じ業界で機械加工の仕事をしていました。そこではNC旋盤加工や研磨加工が中心で、日々の作業の中、次第に「これらの鋼材はどこから来ているのか」という部分に興味が湧いてきました。自分の中で局所的に作業をするのではなく、より大局的な視点を持って働き、自分の仕事の幅と技術を高めていきたいと思ったんです。

当社へ工場見学に来た際、驚いたのは作業場の清潔さと美しさ。また、従業員がみな明るく仕事に取り組んでいて、雰囲気もよく、すぐに気に入りました。

入社後は念願叶って、前職で担当していた作業の前段階であるガス切断機や、レーザー切断機による作業を担当し、充実した毎日を送っています。

現在はファイバーレーザー切断機のオペレーター業務に従事しています。主に扱う鋼材の幅は2400×6000（mm)。機械の1日のスケジュールを組み、極力稼働を止めず効率的に切断作業が行えるよう、毎日気を配っています。

レーザー切断による滑らかで美しい断面は、どれもカットする前からその形で存在しているかのような錯覚をしてしまうほど。そのような瞬間に立ち会えるのは、この仕事ならではの魅力です。

入社してしばらくはプラズマ切断機に携わり、そのあとはガス切断機、そして今のファイバーレーザー切断機に至ります。途中、会社のサポートで小型移動式クレーンの資格を取得させてもらいました。できることが増えていくたびに自分が成長できていることを実感できますね。

当社は鋼材を扱う商社として、包括的に事業を行っているのが強み。加工の現場からすると、図面を見て気になったことをすぐに営業担当に聞くことができるため便利です。

もちろん、その分高い品質で応えるのが、私たちの役割。そのため、日々行う機械のメンテナンスにも自然と身が入ります。このように部署の垣根を超え、チーム全体でものづくりができているので、目標を達成したときは皆で褒め合って喜んでいます。

この仕事に興味ある方がいたら、一度、工場見学に来てみることをお勧めします。同業の経験がある人なら環境の良さや、作業のしやすさが分かるでしょうし、経験がない人でもきっと、清潔で心地よい空気感を感じてもらえると思います。