INTERVIEW
生活支援員
自分らしい支援を実現できるのは、のびのびと働きやすい職場だから。
モーツァルト七瀬川つつみ
K.N
2022年入職
PROFILE
大学で福祉を学び、フジの会には介護士として新卒で入職する。のちに、もともと希望していた障がい者福祉部門に異動し、「モーツァルト七瀬川つつみ」にて生活支援員として精力的に支援を行う。現在は社会福祉士の資格取得を目指して勉強中。趣味はパン作り。
地域に根差した福祉サービスと、働く人にとって嬉しい制度が魅力的でした。
介護だけでなく障がい者福祉の分野に興味があり、介護部門・児童部門・障がい者部門と幅広く手掛ける当法人に魅力を感じて志望しました。入職後は介護職として経験を重ねたのち、障がい者部門に異動。現在はモーツァルト七瀬川つつみにて、生活支援員として勤務しています。
職場選びでもう一つ大きな決め手になったのが、法人の「法人借上げ社宅制度」です。法人が契約する複数の賃貸から自分に合う物件を選ぶことができ、家賃は法人が一部負担。大学卒業後は一人暮らしをしたかった私にとって、まさにぴったりの取り組みでした。当時の制度では入職から6年まで居住可能でしたが、幸運にも途中で制度が改正されて10年まで住めることに。入居から4年ほど経ちますが、非常に助かっています。
お一人おひとりと向き合った、適切な支援を意識しています。
施設ではご利用者を「メンバーさん」とお呼びし、日常生活支援や就労継続支援B型事業所(B型作業所)におけるサポートをしています。私がこの施設に異動してきたばかりのころは緊張していたメンバーさんも、時間を重ねるうちに打ち解けて何かあれば声をかけてくださるようになりました。そんな中で実感するのは、メンバーさんの数だけ思いや特性もさまざまあるということです。たとえば、こちらの考えをストレートに話すときつい物言いに感じてしまう人もいるので、相手の感情を乱さないコミュニケーションが求められます。一方で、やんわりと遠回しに物事を表現すると「何を言いたいかわからない」と感じる人もいて、こちらの伝えたいことが伝わりにくい場合も。日ごろの支援を通じて注意深く観察・判断して、状況に応じたサポートを心がけています。
多彩なレクリエーションを提供して、メンバーさんに楽しんでもらえると嬉しいです。
私が個人的に頑張りたいと思っているのがレクリエーションです。「枠にとらわれず自由にやってみて」と上司や周囲から背中を押され、前向きに挑戦できています。可能な範囲で毎回違う内容のものを計画していて、次回は何をしたらメンバーさんに喜んでもらえるかな、と考えるのも楽しいです。最近だと、感染症の流行以降なかなか開催できていなかった調理レクを企画して、みんなでフルーツポンチを作りました。メンバーさんと職員が一緒になって白玉を丸めていたら、思いのほかたくさんできてしまって(笑)。レクのあとはみんなで「お腹いっぱい!」と笑い合って、とてもいい思い出になりました。
ONE DAY
一日の流れ
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9:00
出勤、日誌の確認
出勤したら、各職員が前日に記入した日誌の確認からスタートします。
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10:00
B型作業所のサポート
B型作業所で作業するメンバーさんをサポートします。小学校の算数で使用する教材をまとめる仕事や、ホテルの客室におもてなしとして添えられる折り鶴を折る仕事など、時期によって作業内容はさまざま。それらの作業を職員も一緒に行います。
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12:00
休憩
60分間の休憩に入ります。職員同士で同じテーブルを囲んでにぎやかに話しながら、持参したお昼ご飯を食べています。
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13:00
作業再開
B型作業所での作業を再開します。
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15:00
作業の振り返り
B型作業所でのメンバーさんの様子などの情報を職員で共有します。
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16:00
事務作業
記録記入などの事務作業を進めつつ、必要に応じてメンバーさんの個別対応などの支援も行います。
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18:00
退勤
日誌を記入して、終わったら定時に退勤します。お疲れさまでした。



