スタッフインタビュー詳細

2021年の1月から、亀山店の受付スタッフとして週5日・1日5~6時間ほど働いています。英国屋クリーニングは、両親が出会って今でも働く会社。子どものころからなじみがあり、入社を決めました。母は工場、父は事務所、私は店舗と、それぞれ違う部署の仕事を担い、親子二代でお世話になっています。
最初に仕事を教えてくれたのは、受付スタッフの教育を担当する店舗運営部の社員さんです。1ヶ月間ほど2人でシフトに入り、仕事の流れやクリーニングの基礎知識を教わりました。現在は、忙しい曜日以外は1人で受付を担当しています。お客様から「このシミは落ちますか？」といった相談を受けると判断に迷うこともありますが、亀山店は工場とドア1つでつながっているため、すぐクリーニングのプロに質問できます。衣類についての知識がなくても、安心してスタートできる環境です。

受付スタッフの仕事は接客やお会計だけではなく、お預かりした衣類にお名前のタグをつけたり、仕上がった衣類をお客様ごとにまとめたりする作業もあります。単純作業の繰り返しなのですが、これがけっこう楽しいです。お客様がいらっしゃらないときは1人で黙々とタグ付けをして、早く終わると「やった！」と1人でよろこんでいます（笑）。寂しいと感じることはなく、むしろ気楽で快適です。それに、土日など忙しいときは2人体制なので、仕事について話し合える仲間もちゃんといます。
ちなみに、用があって受付を離れているときは、お客様にチャイムでお呼び出しいただく仕組みです。チャイムの受信機を持ってバックルームに入るため、お客様に気付かずお待たせしてしまう心配はありません。勤務時間が1日6時間以内なので昼休憩は取らず、昼食は仕事の前後に食べています。父と母のために家事をする時間も十分あり、プライベートと両立しやすいです。一緒に働く受付スタッフも、40代・50代の主婦の方が多いですね。

当店を訪れるお客様は常連さんがほとんど。仕事で着ているスーツやワイシャツの洗濯を、毎日のようにおまかせくださるお客様もいます。お客様の年齢層は中高年の方が多く、性別は半々くらいです。常連さんとはすっかり顔見知りで、世間話や天気の話、最近の出来事などをおしゃべりする機会が多くあります。そのため、私が心がけているのは親しみのある接客です。話し方もあまり堅苦しくならないように、毎日気軽に立ち寄れるフランクな雰囲気を意識しています。持ち込まれた衣類に合ったコースをご提案する場面もあり、お客様としっかり関われるので、接客が好きな方は楽しめると思います。営業的な要素はなく、キャンペーンのご案内をするときは一言添えてチラシをお渡しするだけです。もちろんノルマもありません。人と接することに抵抗がなければ、未経験でもきっとできると思いますよ。