スタッフインタビュー詳細

アパレルに興味がある方にも提案したい、クリーニング業界という選択肢。

寒田 伸
業務部 亀山工場
2018年入社
さまざまなブランドや洋服にふれられる。服が好きな人にはたまらない環境です。

大学生のころアパレルブランドに興味を持ち、洋服に関わる仕事をしたいと思ったことから、新卒で英国屋クリーニングに入社しました。アパレルショップではなくクリーニングを選んだのは、人と話すことがあまり得意ではないので、工場作業のほうが合っていると思ったからです。英国屋クリーニングは兵庫県下での知名度が高く、姫路に住む私にとって最もなじみのあるクリーニング店。自然と就職先の候補に挙がりました。
現在は亀山工場に配属され、最近は衣類の洗い方を判断して仕分ける工程を担当しています。水洗いなのか、ドライ洗いなのか、ソフトに洗うのか。衣類によって洗い方がまったく違います。特にハイブランドのアイテムは、短く弱く、繊細に洗わなくてはいけません。ブランド一覧表など資料ももらえますが、服が好きで知識があれば見極めに生かせると思います。「こんな服があるんだ!」と、めずらしいアイテムを見られるのも楽しいです。

手ざわりで適した洗い方を判断できる。上司の職人技を間近で見ながら勉強中です。

商工会議所にて他社様の同期入社の方20~30名とともにビジネスマナー研修を受け、現場に配属後、一から技術を教わりました。基本的なことを覚えてひとり立ちするまでの期間は、私の場合は半年くらいでした。はじめて自分の手でアイロンをかけ、お客様のもとに送ったときの気持ちは今でも覚えています。うれしさと、少しの不安。自分の手を離れたときは「いよいよ行ったな」と感慨深かったですね。
1人で業務をこなせるようになった今も、上司に教わることは多いです。たとえば、品質表示のタグがちぎれて素材がわからないとき。洗い方に迷って相談に行くと、上司は手ざわりで素材を特定してアドバイスをくれます。まさに職人技です。私も上司から知識を吸収しながら、お客様の大切な衣類を傷つけることがないよう、大切に扱っています。ブランドアイテム以外でも、くるみボタンや貝ボタンは割れやすく、高級品と同じように配慮が必要です。スペアがない場合もあるので、リスクの高いボタンを見落とさないように心がけています。

残業少なめで希望休も取れる。プライベートとの両立もしやすいです。

私が働く亀山工場のスタッフは、正社員が4名、パートさんを合わせると30名~40名の職場です。配送スタッフを合わせるとさらに大所帯になります。会社全体としては同業他社より若い人が多いですが、工場内では私が最年少で同年代はいません。それでも、人生の先輩方にかわいがっていただき、楽しく働けています。
また、残業が少なめで希望休が取れるのも、働きやすさの秘訣です。休日は木曜日が固定で、それ以外は希望休。前月に申請しておけば、おおむね希望通りにシフトを組んでもらえます。希望休は土日も取得可能です。繁忙期は少し残業もありますが、基本的には定時の17時か、遅くても18時には帰れます。ちなみに繁忙期は3月。「コートをしまう前に」「新学期がはじまる前に制服を」とご依頼が増える時期です。亀山地域は祭りが多いので、祭りの時期は法被(はっぴ)のクリーニングも増えますね。
プライベートと両立しやすく、大好きな洋服にも携われて、良い職場だと感じています。

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