江戸人になるには

旅人の「楽しみながら学ぶ」ってぇのを支える粋な仕事さぁ!

W.M さん
役職:与力
職種:変身処 時空 
社歴:10年以上
丁寧な新人研修があっから、気軽に飛び込んでも心配ご無用

江戸人になったきっかけは家族のすすめでさぁ。「こんな仕事があるよ」って教えられて、「こりゃあおもしれぇじゃねぇか!」ってな具合。気軽に飛び込んでみたってわけさぁ。

もちろん、江戸のことはまるっきり知っちゃいなかったけど、新人研修がしっかりしてるから、それを通して「江戸ってのはどんなもんだ?」ってのを、自分なりに覚えていけたんでさぁ。

旅人(お客様)は、ここへ来るのを楽しみにしてくれてるんでぇ。だからこそ、たとえば「お着替えの前に、厠(かわや:トイレのこと)に行っとくといいでござんすよ!」なんて言うと笑ってくれたり、「厠ってなぁに?」「今とは違うんだなぁ」なんて反応が返ってきたりするんでぇ。いわば、旅人の皆様にとっちゃ、楽しみながらのお勉強ってわけだ。そんでもって、こっちも毎日、楽しみながら働いてるって寸法よ。

スタッフ同士の何気ねぇやりとりも楽しめる、そんな職場よ

仕事は現代と江戸をつなぐ謎の旅籠屋「時空」で与力として、たくさんの着付けスタッフたちをまとめる役目でさぁ。大勢で来た旅人の皆様に「30分くらい待ちますぜ」って案内したり、スタッフに「異国からいらっしゃった旅人だから、英語を混ぜて話してあげなせぇ」なんて補足を伝えたりするんでぇ。

あっしらスタッフ同士で話すときも、たとえば「今日は暑いねぇ」「これじゃ茹だっちまうな!」なぁんて具合に、旅人の耳に入っても楽しめるような言葉を使うんでさぁ。だから、何気ねぇ会話でも、なんだか粋に感じられるんでぇ。

着物や江戸の文化に興味がある人、接客や人を楽しませるのが好きな人には、うってつけの仕事でござんすよ。あっしみてぇに、何も知らねぇ状態で飛び込んでも、先輩がやさしく教えてくれるんで、安心してご応募くだせぇ!

拙者が幼き頃に抱いた胸の高鳴り、皆にも感じてもらいたく候

T.T さん
職種:芸能 
社歴:3年
日々、旅人の前に立てることこそ、この上なき悦び

拙者が忍びの道を志したのは、小姓(幼少)の頃。家族の旅にて日光江戸村を訪れ、そこで目にした忍者ショーが、まさしく拙者の運命を変え申した!
それから“忍び”になるため日々修行を積み、身のこなしを鍛え、ついに3年前に時空を超え、江戸の世に身を置くことと相成ったでござる。

されど、いざ江戸人として振る舞うとなれば、さらなる鍛錬が必要にござった。江戸人の作法を学ぶ研修にて、日本の礼節の源とされる「小笠原流礼法」を習い、言葉遣いも先達の語り口を真似て身につけ申した。

江戸村にて拙者が担うは、主に忍者ショーにござる。しかしながら、それのみならず、旅人(お客様)の誘導や迎え入れ、舞台の照明、音響といった裏方の務めも承る。ショーは1日3、4度。相応の体力を要するが、旅人の前に立てること、この上なき悦びにござる!

旅人の笑顔を見れば、疲れなど風とともに消えゆくでござる

江戸村の開門の折には“開門の儀”が執り行われるゆえ、拙者もその折は裃(かみしも)をまとい「侍」の姿にて旅人を迎え申す。さらに、誘導の折には「町人」の装い、「忍び」として振る舞う折には忍び装束と、時と場合に応じ、3つの姿を使い分けるのでござる。

また、土・日・祝日には“忍者特別合同訓練”が執り行われ、いつものショーに加え、忍び装束に身を包んだ小忍びたちの修行が行われるゆえ、務めも増えるでござる。しかしながら、旅人の喜ぶ様を見るたび、疲れなど吹き飛び申す。旅人の反応が少し物足りぬと感じた折には、忍びの技で少し驚かせてみることもあるでござるよ(笑)。

演じることや身のこなしの修行を積んでおらずとも、心配無用。皆、やさしく手ほどきいたすゆえ安心召されよ。いかがでござろう? そなたも江戸人として、ここで共に励んでみぬか?