スタッフインタビュー詳細

一生の思い出作りのお手伝い。定年まで走りたい。

田口 真規
観光バス運転手
2004年入社
旅行好きが高じて観光バス運転手へ。営業との二刀流から運転に専念できる環境を求めて。

現在と同じく前職も観光バス会社で勤務。今と違うのは営業職と兼務していたことです。バスの運転だけに専念したいとの想いが、当社への転職を後押ししました。実際に入社してみて、まさに求めていた環境だったんです。観光バス業界に入ったそもそもの理由は、単純に私自身が旅行好きだったから。一人でもフラッと旅に出るくらい好きです。観光バスの運転手は私のような旅行好きや、車が好き、運転が好きといった人が多いのではないでしょうか。当社で働く魅力に、休日の取りやすさもあります。運行シフトを組む前に休みの希望を申請すれば柔軟に対応してくれるので本当にありがたいです。もちろん、10月11月の繁忙期は別ですが、おかげで子どもの学校行事にも参加できるようになりました。好きな旅行にも行きやすく、趣味と実益を兼ねた天職です。

お客様の思い出づくりをお手伝いできる。これに勝る喜びはありません。

南は九州から北は東北まで、入社して以来、数多くの観光地へお客様をお連れしてきました。実は、自身の息子の遠足や、京都への修学旅行でも運転したんです。息子をはじめとした小中高生にとっての修学旅行はもちろん、旅行は誰にとっても一生の思い出になるもの。そんなかけがえのないの思い出づくりのひとつをお手伝いできるところが、観光バス運転手の一番大きなやりがいです。また、どの仕事も私にとっての思い出でもあります。ハンドルを握っていて特に印象に残るのは、お客様の笑顔です。その笑顔を曇らさないため、できるだけ丁寧な運転は心がけています。せっかくのご旅行を車酔いで台無しにしてほしくないから、少しでも車酔いを軽減できるよう、なるべく揺らさず、居心地の良い運転を。「いつもは車酔いするけど今日は酔わなかった」といったお声をいただければとてもうれしいですね。

奥深い観光バスの運転。身体が動く限り、現場で追求し続けていきます。

観光バス運転手として、20年以上経ちますが、観光バスの運転は奥が深いなと感じます。長年かけ運手技術を磨いてきたものの、まだまだ諸先輩方には及びません。定年まで勤められたある先輩を目標としており、その方は複数台での送迎時の先頭が上手でした。先頭は速度を一定に保ちながら、後続のバスを気にかけ、さらにはルートも決定するなど考える要素が多く大変です。いつも「先輩のように、しっかりみんなを引っ張れているかな」と思いながら業務にあたっています。早く追いつきたいですし、同じように観光バス運転手として定年まで走り抜くことが目標です。そう、いつまでも現場がいい。実は、会社から運行管理への転身の打診がありましたが、断っているんです。運転できる体力とか技術がある限りはずっと現場でやっていきたい、一生の思い出づくりのお手伝いをずっとしていたい。それが心からの願いです。

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