知れば知るほど奥深い、化粧品製造の世界

多種多様なOEM製品（他企業から依頼を受けた製造品）を扱っているという点、さらに自社ブランドも保有している点に惹かれ応募しました。
大学では有機化学について学んでいて、ここでならその知識が活かせるのではないかとも思ったんです。
いずれは研究部署にいきたいと考えており、今は修行中の身で様々なことを習得しています。

1日に2商品のバルク（化粧品の中身）を製造しています。
まずはサンプルをつくってお客様に提供し、OKが出たら本稼働にはいります。
「サンプルより本商品のほうが良い仕上がりだね」と言われることもあり、そういったときは嬉しくなりますね。
処方を見るのが好きで、もしこの原料をこれにしたらどうなるんだろう、などと考えるのも楽しみの一つです。

入社前は、処方に則って製造を行えばいいのだと、比較的簡単に考えていました。
しかし実際は原料の知識はもちろん、大小さまざまな釜の大きさによる熱の伝わり方、撹拌時間の違いなど頭に入れることがたくさんで奥が深い。
今は知識をアップデートすると同時に、次に何を行うべきか常に考えながら業務に携わっています。

入社後、まずは本社で5日間のマナー講習や基礎的な研修を受けました。
成田工場に配属となってからは、3ヶ月ほどOJTで業務を習得。
前年度に入社した先輩がマンツーマンで指導してくれ、わからないこともすぐに聞けて安心感を覚えましたね。
同期は8名いて、内4名が成田工場勤務。
悩んだときは相談し合い、時には切磋琢磨する、良き仲間です。