スタッフインタビュー詳細

変わらないただ一つの想い。「皆様の相談役でありたい」。

花田 原樹
代表取締役
利用者様と、そしてスタッフときちんとむきあえているか、を毎日自分に問いかけています。利用者様の、スタッフの、そして地域の相談役になりたい!と思いきって起業!

私の介護に関わるキッカケは、子どもの頃に母親の話を聞くところからはじまります。話をちゃんと聞くと嬉しそうな顔をしてくれることや、それが母の悩みの解決につながることがとても嬉しく、子どもながらに「人を助ける仕事がしたい」と考えるようになり、福祉の仕事を目指しました。大学を卒業後は、厚生労働省に入省し、福祉に関わる部署で勤務。仕事や住居探しなど、目の不自由な方の独立を支える業務を担当していました。知らない土地なので利便性などがわからないこともあり、地元の自治体の方や大家さんの力をお借りしながら働いているときに実感したのが、地元のネットワークの強さ。それ以来「こんな私でも、地域に密着して長くお仕事をさせていただければ、地域で役立つ存在になれるのではないか?」と考えて職場を退職し、地元である加古川に戻ることに。地元では相談員として勤務し、働きながらスタッフの方々の頑張りや想いを肌で感じ「地域の高齢者の方も、働くスタッフも安心できる場所を作ることが、なにより地域貢献になるのではないか」と考え、『あえる』を起業しました。

「困ったときは『あえる』に!」そう感じていただける場所を目指して。

起業から6年程たったときに私自身にガンが見つかりました。幸い、ステージ1で発見されたので、大事には至りませんでしたが、治療の間に会社を支えてくれたのはスタッフでした。このことは今でも感謝してもしきれません。自分が病気になって「生活を送れる素晴らしさ」を痛感し、より一層「高齢者の方が豊かな生活をおくるためにできることはなにか」と考えるようになりました。私を含めて、スタッフ全員が「あえるとは何か?」と聞かれたときにしっかりと答えられることが大切です。これから更なる超高齢社会がやってきます。そんなときに1番に頼っていただける場所を目指したいですが、そのためには私一人の力では到底足りません。みんなが同じ方向を向いて働くことが大きな力になります。積極的に職員一人ひとりの意見を取り入れていきますので「こうすれば、もっと良いサービスができる」「このやり方だと、効率がよくないかもしれない」「こんな介護のサービスをしてみたい」など、どんなことでも発信してください。困ったときに1番に思い浮かべてもらえる存在であるために「介護のこれから」に真剣に向き合い、一緒に会社を育てていきましょう。

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