SHARE
INTERVIEW
インタビュー
現場をまとめ、円滑に業務を遂行。人間力が磨かれ、人としての成長を実感。
橋本 卓実 Takumi Hashimoto
現場監督/2015年入社
入社後の3ヵ月間は、第一・第二・第三と3つある工事部で研修を受け、仕事の基礎をしっかり教わりました。製鉄所内で働く私の業務を流れに沿って説明すると、発注元からのオーダーに対し、現場作業員と一緒に工事計画を決定、そこから作業指示書を作成し、実作業に入れば進捗管理、安全管理を担当するというもの。その他、ベルトコンベアをはじめ、粉末状の鉱石原料を固めて高炉へと運ぶ機械の補修も重要な役割です。オーダーは突発的に入ることもありますし、機械が故障するタイミングも読めないので、いずれの作業も日々のルーティーンというスタンスではなく、毎回新たな気持ちで取り組んでいます。何かあったときは現場監督である自分の責任、と肝に銘じ、工事の進展や安全の確保に対しできる限り気を配っています。体力的な面より、精神的な面でのハードさのほうが大きいかもしれませんね。ただ、自分たちで発注を受け、工事を進めていく、そのスタイルのおかげで私らしく働けています。
現場作業員と意思の疎通を図る際は、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを意識します。年長の作業員を束ねることに対し、最初は気後れしたことも事実ですが、指導すべき立場としての責任があると自分を奮い立たせ、少しずつ慣れていきました。現場作業員は皆さんやさしい人ばかりで、ときには笑いが起きるなど、和やかな雰囲気で仕事を進めています。この仕事のやりがいは、完工時に発注元からいただく「ありがとう」に勝るものはありません。もっと多くの「ありがとう」を引き出すためにも、私には目標としている上司がいます。完璧主義で、何をするにしても細部に至るまで気を配り、何かあったときにも部下を守ってくれる。その人は、一緒に仕事をすることで自分自身が成長していけると感じられる人物です。そんな上司のように数多くの経験を積んで、自分一人で一連の業務が担当し、安心・安全を確実に構築できるよう、さらに知識と技術を磨いていきたいと思っています。